ワンピース・ＯＮＥＰＩＥＣＥと「和せず長らう共食共生の仲間」・・１・・麦わら一味の仲間とは
麦わら一味は「和せず長らう共食共生」仲間！・・１
ONEPIECE・ワンピースの麦わら一味は、「和せず長らう共食共生」の仲間関係にあります。
一人一人が夢を持ち、本人が生きたいとの意思がハッキリしている限りは善悪を越えて無条件に命をかけて助けるを麦わら一味の仲間としてのキーとしています。
しかし、「権力はいらないが夢がある！」仲間たちです。
私は２１世紀の大切な人間関係を示していると思います。
ハッキリ、明確な夢・生きる目標をそれぞれが持っています。
ルフィは海賊王、ゾロは世界一の剣士、ナミは世界の航海地図を作ること、サンジはオールブルーの食材を用いた料理人として世界一となる、ニコ・ロビンは世界の遺跡を研究して空白の歴史をはっきりさせること。
ウソップは狙撃王になる、チョッパーは医師として世界の薬草を研究、フランキーは世界一の造船と修理を。
ブルックは航海途中で別れた子クジラとの再会の約束を果たすために骨だけになっても約束を守ろうとしていながらロックスターで“ソウルキング”と言われるほどですが、ルフィが仲間に音楽を奏でる者が必要だとして仲間に参加したのです。
ルフィが船長ではあるが、それぞれが果たすべき役割を持った上下関係はない仲間関係にあるのです。
「和せず長らう仲間」とはそれぞれが夢に向かって命をかけてやらねばならぬことがある自活力を持った仲間と私は思っています。
武士道的に言えば、「従属関係にない仲間のためには死をかける」です。
つまりはONEPIECEでしばしばあるような権力者やボスが民衆を操るためや、民衆にあってもよくある「和を持って尊し」ではないのです。
アラバスタ王国編で、仲間に加わって間もないチョッパーが一匹狼性の強いゾロと砂漠を超えていく旅をしている時、「どうして仲間になったんだ！？」と質問をします。
ゾロが麦わら一味の「和せず長らう共食共生の仲間」とはについて答えていると思います。
フジテレビ系列でのワンピースのアニメ１０２の場面です（「Ｄr.ビュート流健康寿命＆平和寿命を延ばすガイド本」でも紹介しています。Ｖiz mediaにはこの場面はありません）。
次のようです。
チョッパーが「皆が一匹狼なところがある。特にゾロは」。
ゾロが答えて『本当の目的はアイツとは別のところにある。自分のやりたいことをやろうとしている。はたから見るとチームワークはなっていない。チームワークとは本当は何なんだ！助け合ってかばい合っておれば、それでよいのか！俺は誤魔化しているようにしか思えない！
それぞれができることを死ぬ気でやって、俺はやったぞ！次はテメーの番だ！出来なければ殺すぞ！それで初めてチームワークが成り立つのではないか！
なんで仲間で居続けるんだ！付き合いが長くなると別の目的が生まれる！今は何だか答えられない。』
「ＯNEPIECE・ワンピース」麦わら一味の「和せず長らう共食共存」の仲間とはのキーを語っていると思います。
プラトンの言う人間が求める「エロス・美・イデア」を求める夢の世界があるではありませんか！
今日的な仲間とはが、ゾロの言うような「助け合ってかばい合っておれば、それでよいのか！俺は誤魔化しているようにしか見えない！」仲間が多いと思いませんか。
“仲間”が上下のある支配主従関係の上の利害関係で成り立っているのが普通だからです。
資本主義社会での雇用関係、共産主義社会での支配者による独裁者の人民支配。
芸能関係でも、とどのつまりは利益追求のための個人個人の努力を誘発する仕掛けが仕組まれていることが多い。
ルフィのように「和せず長らう」命をかけて助け合う仲間があって、一人一人がフィエロ＆フロー（金銭では買えない内発的報酬＆内部報酬の喜び、「Ｄr．ビュート流健康寿命＆平和寿命を延ばすガイド本」参照）となる夢を求め追求できる幸せが「エロス・美・イデア」の道だと思います。
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私が著した本「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」に続いて、私の近著で「ワンピース」のシーンやキャラクターがしばし出 てくる「Dr.ビュート流健康寿命＆平和寿命を延ばすガイド本」が、Dr.BEAUT・ソフィーリッチやアマゾンのネット書籍販売とKindle電子版として出版、発売しています。
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