健康寿命&平和寿命は二足歩行&肉食・雑食がキー・・2

ネアンデルタール人は、35万年前ぐらいから2万4000年前まで生存していたと思われます。
 今日に及ぶ人類最後のホモ・サピエンスは16万年前に誕生したと考えられていますからホモ属で最後まで残ったネアンデルタール人とは重なっています。
 氷河期に自滅したのかホモ・サピエンスが殺してしまったのかは今だ判っていません。
 ネアンデルタール人ホモ・サピエンスとは脳の大きさでは同じぐらいで、1400ccぐらいだったようです。

 オーストリアで発掘された最古の人間像と考えられている2万4000年前の多産の象徴女性像「ヴィレドルフのヴィーナス」を作ったのはホモ・サピエンスのクロマニオン人だと言われます。
 クロマニオン人の洞窟からは笛が見つかっていおり、ネアンデルタール人から学んだ可能性があります。
 クロマニオン人はフランス南西部のラスコーの洞窟などに最古の洞窟壁画を描いています。
 音楽、埋蔵、言葉を使い、氷河期の弱い太陽の光を受け安くなる骨を強くするために白い肌となっていました。
 ネアンデルタール人は、直立姿勢で歩き現生人類と脳の大きさは同じぐらいでも、肌は褐色、毛深く背は男性で165㎝ぐらいで低かったようです。

 ホモ・サピエンスは、7万年前ぐらいにアフリカを出てアラビア半島からユーラシア大陸に渡り、その後世界中に拡散しました。
 大きく分けて以下のような四っの民族に分けられますが、遺伝子の多様性は乏しくなっています。
 ・アフリカ人のコイサン語族
 ・クロマニオン人などヨーロッパ人のコーカソイド
 ・中国人やアメリカ先住民のモンゴロイド
 ・オーストラリア先住民のアボリジニ

 クロマニオン人になるとネアンデルタール人より進歩した道具の両刃のヤリや弓を用いるようになって危険な動物の狩りを離れた安全な場所に隠れて行うようになったのです。
 ネアンデルタール人は近づいて棍棒などで襲っていたのです。
 その後の唯一の人類となったホモ・サピエンスは狩猟採集民としての生活スタイルから1万2000年前になると農耕牧畜を始めて、その後の文化文明的発展を進めたのです。


  参考資料
  1)クリストファー・ロイド著(野中香方子訳)「137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史」文芸春秋、2012年
  2)クリストファー・ロイド著(野中香方子訳)「137億年の物語 ビジュアル大年表」文芸春秋、2013年
  3)リチャード・ランダム著(依田卓巳訳)火の賜物ー人は料理で進化した」NTT出版、2010年


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