「ONEPIECE」とヒューマニズム・・4

シラホシ姫・Princess Shirhoshiは「泣き虫だが弱虫」ではない!・・2・タイプじゃないの!You're just not my type;1

 シラホシ姫は、ホーディー ジョンンズ・Hody Jonesと言う魚人海賊団の親分に、ストーカーの如く結婚をせまられて10年間も追かけられています。

 結婚しなければ殺すとシラホシ姫を追跡するように仕掛けられたハンマーを投げつけるのです。

 そのために竜宮城の頑丈な一室に閉じこもらされて守られた生活をしていたのです。

 偶然に迷い込んだルフィが、母親のオトヒメ王女が暗殺されて悲劇の死を遂げて葬儀にも出られず、訪れたことのないFrest of the seaにあるお墓に行きたがっているシラホシ姫は巨大なペットのシャークの口の中に隠して連れ出します。

 シラホシ姫は、父親の王様、兄弟たちやお城の人たちに内緒で夕食までに帰るからと泣きべそ状態ですが、ルフィは散歩に出られると大喜びです。

 シャークは、特別に大柄な人魚のシラホシ姫を口の中に長い間加えているのが我慢できず、耐えられず、とうとう、途中では吐き出してしまったのです。

 そのために、ホーディー ジョンンズに見つかってしまいました。

 ホーディーはシラホシ姫に「Marry me! Answer me!」「All you have to do escape death is say yes!」(結婚すると言え! そうでなければ死ぬのだ!)と迫ります。

 シラホシ姫は、それでも、「You're just not my type!!・タイプじゃないの!」と泣きながらですがキッパリと答えました。

 ルフィはWimpy・弱虫と呼びますが、毅然として命の危険があっても、嫌なことは嫌と泣きながらでもキッパリと拒絶です。

 ホーディーは怒って、10年間も断り続けているシラホシ姫に、“誰を待っているんだ。俺を愛せなければ生きる資格はない。死ね!”と殺そうとします。

 ルフィが、“弱虫! 逃げるな、そこにおれ!離れたら守れない!”と叫び、シラホシ姫は「All right! I'll stay right here!」とルフィを信頼します。

 ルフィは、ホーディーのジェットハンマー攻撃を受けても撃退しました。

 そして、「Let's go, Wimpy! To the forest of the sea!」とルフィは言い、シラホシ姫は「Right!」とTHe forest of the seaに向かいます。

 到着するとルフィが「Wow ! This place is nice!」と叫び、シラホシ姫はルフィに「WAAH! Thanky you so much, Ruffy. I've always wanted to see it」と感謝します。

 シラホシ姫は念願がかなってオトヒメ王女が眠る墓前で祈ります。

 「She was unable to attend her own mother's funeral and spent the last ten years in shell tower.」であり、「After so many years. She have much to say・・」だったのです。

シラホシ姫をはルフィにWimpy・弱虫と呼ばれ、すぐ泣いても決して自分の意志のない弱虫ではありません。

 自分の意志、価値感にそぐわないことは、例え、どんなに危険であっても安易なその場のご都合には流されません。

 つまりは、ヒューマニズムにとって最もキーなる「価値観による選択の自由」を忘れないのです。

 泣き虫は必ずしも弱虫ではないのです。

 逆に、強がりは言うが「価値観による選択の自由」の意思表示には弱い人たちが多いのが現実ではないでしょうか!

 意に添わないが、その場の御都合を選択するとニーチェの言うルサンチマンになりかねません。


 英語は、VIZ mediaの「ONEPIECEを参考にしています。

 私が著した本「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」に続いて、私の近著で「ワンピース」のシーンやキャラクターがしばしば出てくる「Dr.ビュート流健康寿命&平和寿命を延ばすガイド本」が、アマゾンの書籍販売とKindle電子版として出版、発売しています。

 お買い上げの上、ぜひとも愛用書としてください。

 健康寿命&平和寿命を理解、実践するために、百科事典としても実践法としても末永く座右の書、電子版本とあります。