「ONEPIECE」とヒューマニズム・・３

　シラホシ姫・Princess　Shirahoshiは「泣き虫だが弱虫」ではない！・・１

シラホシ姫は「リュウグウ王国」の王女ですが、海賊王を目指すルフィのように直心、率直な性格で、女性版ルフィだと思います。
　ルフィともども私の好む性格のキャラクターです。
　現代の若い女性にみるタイプだと思います。
　すぐ泣きますが、決して弱虫ではありません。
　自分の意志は明確に持ち、身をとして、理不尽な要求には拒絶して命をかけて戦います。
　リュウグウ王国のある魚人島を救うために、自分の命は犠牲にしようとする天性のヒューマニズムの精神に満ち満ちています。
　母親のオトヒメ女王が願う人魚と人間との憎しみ合いを止めさせようとする意志を一人で耐えて固く守る強さがあります。
　
　まずは、シラホシ姫の概略を知るためにルフィらとの関係を簡単に取り上げます。

　ルフィは、頂上戦争編で、「兄」の救出のために海軍本部のマンスフォードで戦いに挑みます。
　エースが所属する白ひげ海賊団とともに一端は救出に成功するのですが海軍の赤イヌの挑発に乗ってエースは命を失います。

　失望したルフィは自暴自棄に陥るほどに落胆しますが、ジンベイらに勇気づけられて立ち上がり、二年間の激しい修行をします。
　麦わら一味も、それぞれが修行して一段とパワーアップして再集合します。
　
　そして、次の編・新世界が始まります。
　その最初に深海一万メートルにある「魚人島」に到着します。
　そこで、リュウグウ王国のシラホシ姫と出会うのです。
　
　シラホシ姫は、バンダー　デッケン（Vander Decken)という海賊の親分に結婚しようとせまられています。
　結婚に同意しなければ殺すと何時までも無人ロケットのような凶器が追跡する攻撃にあっているのです。
　追い詰められても命をかけて「You're Just Not My Type!」と二回拒絶します。
　次回は、そのシーンとします。

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