喫茶と健康で文化的な生活への道;:「臨床喫茶学」のための「信天翁喫茶」・・6
・Dr.BEAUT(Dr.ビュート)流ダイエット法;低コレステロールは危険・・6
「淡食麁茶の今日的な意味・・健全な身体に健全な精神が宿る生活実践力を得るために
「臨床喫茶学・・お互いが平和で心豊かになり健康で文化的な実践生活を学ぶ」
「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」(山中直樹著、アマゾン、Dr.BEAUT・ソフィーリッチなどのネットで販売中。アップルのアップストア(App Store)の電子書籍としても販売している)
「血中総コレステロール値とガンで死亡する危険」
今回は、ガン死の危険性と血中のコレステロール値との関係を話題とします。
男性では、コレステロール値が低くなるとガン死は増し、女性では、二章性で、高コレステロール、低コレステロールでガン死の傾向は増すとの結果でした。
前回と同様に、C は調査開始後5年以内の死亡者は除いた全員の補正なしのデータ。
A-A は年齢で補正したデータ。
M-A は年齢、最高血圧、HDL-C,喫煙、飲酒、BMIで補正したデータを示します。
M-A でのデータが他の死亡に関連しそうな原因を除いた一番、コレステロールの影響を浮き彫りにした結果を示すことになります。
今回も、コレステロール値についても前回と同様で、G1;160mg/dl未満群、G2;160〜200mg/dl未満群、G3;200~240mg/dl未満群、G4;240mg/dl以上群を示します。
血中総コレステロール値とガンで死亡する危険
ガン死
G 男性 女性
C A-A M-A C A-A M-A
G1 1.72 1.73 1.66 1.04 1.50 1.44
G2 1 1 1 1 1 1
G3 1.08 1.13 1.18 1.26 1.09 1.07
G4 0.80 1.01 1.07 1.75 1.48 1.58
ガン死の危険性と血中コレステロールとの関係では、男女で異なった傾向を示しています。
MーAグループ、つまり、年齢、最高血圧、HDL-C,喫煙、飲酒、BMIで補正したデータでのグループが他の影響しそうな因子を除いた結果(バイアスが少ない)で検討をします。
・男子 G1(160mg/dl未満群)で1.66、つまり、一番の低コレステロールグループでガン死の危険が高いとなります。
G4(240mg/dl以上群)の高コレステロールグループでは1.07とガン死の危険は減少です。
・女子 女子では男子とは逆にG4(240mg/dl以上群)グループで1.58、つまり、高コレステロールグループでガン死の危険性が高いのですが、一方の低コレステロールグループのG1(160mg/dl未満群)では1.44であり、ニ峰性を示していると判ります。
ガン死については、男性では低コレステロールが危険。
女性では、高コレステロール、低コレステロールにも注意と言えます。
男女間でガンとなる種類に差があるために、死亡する危険性はガンによって異なった傾向を示すからだといえます。
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