『臨床喫茶学』のための「信天翁(シンテンオウ)喫茶」・・48
・Dr.BEAUT(Dr.ビュート)流ダイエット法と評価の高いダイエット法との比較;アトキンス、オーニッシュ、ゾーン、ラーン、地中海、低脂肪食・・11・・低脂肪食(AHA ダイエットガイドライン)・その2・・食事法の実践ガイドライン
「淡食麁茶」の今日的な意味・・41・健全な身体に健全な精神が宿る生活実践力を得るために・31・・
「臨床喫茶学」・・お互いが平和で心豊かになり健康で文化的な実践生活を学ぶ・・48
「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」(山中直樹著、アマゾン、Dr.BEAUT・ソフィーリッチなどのネットで販売中。アップルのアップストア(App Store)の電子書籍としても販売している)
低脂肪ダイエット法たるAHA ダイエットガイドラインの実践は次のようです。
・ 三大基本ガイドライン
食及び生活スタイルは、心臓血管や総合的な健康に役立つが、個人個人が安全に一生を通した維持が出来なければならない。
健康的な食スタイルの実践は長期に渡る食材料理の摂取の綜合が大切で、一時的、短期間や一食だけの問題ではない。
ガイドラインの骨組みとなる食の勧めは個別の人の健康状態、食嗜好、文化的背景を基にします。
・ AHA ガイドラインのステップ1は早期の病気予防を目的とした特別の健康上の問題のない人を対象としていますが、ステップ2は心臓病、糖尿病などの危険因子のある個別の人を対象とします。
今回は、ステップ1の人を対象にしたガイドラインを示しています。
・ まず、体重の増減コントロールには、個々の人に必要なエネルギー(カロリー)を考えるが必須で、高カロリー(特に砂糖を沢山含む食品)や低栄養素食品は避ける。
運動のレベルは、エネルギー消費を考えて行なうが、体重減少を目指す時は摂取カロリー以上のエネルギー消費する運動が必要。
・ 食事の栄養分摂取ガイドライン
脂肪; 一日の脂肪から摂取するカロリーは1日総摂取カロリーとして30%以下とする。
脂質成分の内訳(1日量として); 飽和脂肪酸は10%以下のカロリーとする。
不飽和脂肪酸は30%カロリーまで。
コレステロールは300mg以下。
トランス脂肪酸は2〜3%カロリーまでとする。
お勧め食材・食事; いろいろな野菜や果物、シリアルや穀物食品、豆類やナッツ類、低脂肪の牛乳、バターやチーズ などの乳製品、魚、鳥や赤み肉などの多様な食材の食事がキー。
脂肪の多い魚・・一週間に2回は魚料理を。
塩(Na)は1日6グラム以下。
アルコール飲料:男性は1日2回(エタノール30グラム)まで、女性は1回(エタノール15グラム)までが良い。
サプリメント; ビタミン類やミネラル類のサプリメントではバランスの良い栄養摂取の代用とはならない。
サプリメントからの摂取では、果物、野菜、穀物からのバランスや栄養成分の良い摂取に及ぶことが出来ない。
生活習慣; 喫煙や間接喫煙は避ける。
体重減少のための運動は摂取カロリー以上のエネルギー消費を考えて。
飽和脂肪酸、砂糖、塩を沢山含む食材は避ける。
不飽和脂肪酸・ωー脂肪酸(EPA,DHA)などについてもガイドしている。
アメリカ的な詳しいガイドがなされていますいますので、シッカリと理解したい人はその1・・概観で紹介しましたR.M.Krausらの論文はフリーでダウンロードできますからこれを機会にダイエットとはを勉強してください。
AHA ダイエットガイドラインと言えども、今後変わる可能性は高いと思います。
つまりは、まだまだ、これこそ決定版と言えるほどのダイエット法を決めるほどの栄養学が発達していないのです。
それ故に、今後もドンドン変わるということですが、それなりのレベルのダイエット法を見分けるだけの選択力は身に付けていなければ、詐欺まがいの“ダイエットの決定版”にひっかる危険あり!!