「臨床喫茶学」のための「信天翁(シンテンオウ)喫茶」・・42
「臨床喫茶学」・・お互いが平和で心豊かになり健康で文化的な実践生活法を学ぶ・・42
「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」(山中直樹著、アマゾン、Dr.BEAUT・ソフィーリッチなどのネットで販売中。アップルのアップストア(App Store)の電子書籍としても販売している)
「淡食麁茶」の今日的意味・・35・健全な身体に健全な精神が宿る生活実践力を得るために・25・
・Dr.BEAUT(ビュート)流ダイエット法と評価の高いダイエット法との比較;アトキンス、オーニッシュ、ゾーン、ラーン、地中海、低脂肪食・・5・・オーニッシュダイエット法
オーニッシュダイエット法は、低炭水化物食のDr.BEAUT法や超炭水化物食のアトキンス法のダイエット法と同様に食事にあって、カロリー制限はありません。
しかし、逆に、オーニッシュ法は超高炭水化物・超低脂肪食ダイエット法です。
カロリー制限はないのですが1日に摂取する食事の成分の割合は次のようですが、炭水化物を主とする食では空腹感が肉食に比して早くて、強いために食べ過ぎないために、軽食を1日六食に分けて何度も食べることを推奨しています。
炭水化物;70%、脂肪;10%以下、蛋白質;20%
Dr.BEAUT法やアトキンス法が炭水化物は低いが高脂肪、高蛋白質食ダイエット法ですからオーニッシュ報は、逆の食事法によるダイエット法だとなります。
お勧めの食材は、菜食・全粒紛穀物・豆類・果物などの繊維質成分の多い低脂肪食材です。
肉類・オリーブを含むオイルやオイルを含む食材・ナッツ類・乳製品・アルコール類などは控える必要があります。
Dr.BEAUT(ビュート)流ダイエットを実践する私にとっては1日六回もの食事回数とともに、およそガマンの出来ない食材を食べなければならないダイエット法です。
既に取り上げましたグリセミック負荷(glycemic load)上昇は気にしないようですが、サスガに、グリセミック指数(glcemic index)が高い砂糖や砂糖を多く含む蜂蜜、糖蜜、コーンシロップなどは控えよとのことですが、コーンフレーク、イモ類、白米や白パンなどについては禁じていません。
低脂肪による栄養バランスに問題があるのか、Br.BEAUT流ダイエット法とは異なって、栄養サプリメントの使用は進めています。
運動については、1日30分以上、週三回はと適度な運動をとあります。
生活スタイルについては、ストレスのないような生活習慣を身に付けるようにとのことです。
まとめます。
・ カロリー制限はないが、食事の回数は頻回にて空腹感による食べ過ぎとなり高カロリー摂取とならないようにと警戒しています。
つまり、超高炭水化物(70%)と言っても好きなだけ食べても良いとは言えないようです。
・ 超高炭水化物と言えどもグリセッミク指数の高い砂糖食材などは控え、肉食食材やオリーブ油などのオイルも可能な限り控えよです。
グリセミック負荷の上昇については気にしてはいないようです。
・ 運動や生活スタイルは常識的なレベルでの勧めと言えます。
・ 栄養サプリメントの補充は進めていますから、超低脂肪食による栄養バランスには注意となります。
Dr.BEAUT流ダイエット法とオーニッシュ流ダイエット法はともにカロリー制限無しですが、少し意味が異なります。
オーニッシュ法は、炭水化物中心の食事であるために空腹になるのが早く、結果として食べ過ぎになることを警戒して、少量ずつ、頻回の食事回数を薦めています。
一方のDr.BEAUT法やアトキンス法では、グリセミック指数やグリセミック負荷が高くなることを心配しなくても良い食肉や野菜などを中心とする食事ですから、食べすぎを心配する必要はありません。
つまり、カロリー制限がないと言っても、その主旨には相違があるのです。
Dr.BEAUT流を実践する私(山中直樹)は、炭水化物については、例えば、この寿司、このご飯、このお饅頭ならなどと食べなきゃ損と思うような食べ物ならば、その時は好きなだけ思い切り食べることにしています。
我が国では、死亡率が一番減少するのは、BMI(体格指数)が25±1ぐらいですから、折角の美味しいものを食べないほうがストレスになって心身にとっては有害になること間違いなし。
それぞれの人が、生甲斐の価値観を大事にすることがまずはダイエット法を選択の第一!!
言ってみれば、既に何度も取り上げましたように、フードファディズム(Food Faddism)的なダイエット法は止めほうが良いのです。