臨床喫茶学・・・レトロ・モダンの喫茶ワールドでライフスタイルを学ぶ・・2
「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」(山中直樹著)を電子書籍としても出版
人類の知識の蓄積は原始に始まるヨーロッパなどに2万年以上前から今日に残る洞くつ、岩窟に描かれた動物の絵などに見ることが出来ます。
そして、文字的な文化はエジプトや中国などで石に彫ることによって伝わりました。
我が国では、木簡や紙に直筆で記された記録、情報の伝達が始まって、文化的な伝承、発展が始まっています。
そして、木版印刷、15世紀になるとグーテンベルクによる活版印刷の開発となっています。
その後は、長い間、紙への印刷文化たる書籍が人類の発展の飛躍的な躍進の原動力となりました。
万物の霊長と言われるほどの人類のブレークは、二本足歩行、食肉の摂取と農耕、言葉に続いた文字とその記述による知識の共有と伝承にあります。
書籍は人間中心文化への転換たるルネサンス、科学や技術、産業革命の飛躍的な発展、普及の原動力となって、今もキーとなる役割が続いているのです。
そして、20世紀に始まったITによって、人類は新たな文化を人間社会に誘発・勃発しています。
知識やニュースの広がりは瞬時に普及、共有出来るほどになりました。
加えて、遂に、書籍文化にも電子書籍の世界を発展させたのです。
パソコンによって、誰でもが情報発信が可能になったように、書籍の世界にも広がったのです。
私も今までに、論文を外国雑誌に掲載するような努力に始まり、国の内外の出版社とのかかわりを持って出版をしてきました。
出版の自由を手にするために、自らの組織で出版出来るDr.BEAUT・ソフィーリッチでも書籍の出版をしたり、遂にはISBNを持って自由な出版書籍の権利をもったのです。
そして、私は「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」を出版して、アマゾンやDr.BEAUT・ソフィーリッチなどのネットショップで販売を開始しました。
我が友の西川コミュニケーションズの西川輝男社長に印刷を依頼したのですが、自社内に電子書籍の出版部があるというので早々に依頼をしたのです。
その結実がアップルのアップルストアからの電子書籍の出版となりました。
こうして、私はただ単にiPADから電子書籍をダウンロードすることによる便利を味わうだけではなく、早くも自らの電子書籍の出版を体現しました。
人類の文明史に通ずるレトロ・モダンの文字、絵文化の伝承文化たる出版の新しい発展の双方向を現実に味わって、嬉しい限りです。
私自身の有限の命は、書籍による永遠の命を得たと寂滅為楽迷人の境地となっています。
「 寂滅為楽迷人
寂静、莫煩悩の境地を願えども
色即是空の理が迫れども
迷人の証し 書籍に永久の命託す」