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  「淡食麁茶」の今日的意味・・5・・世界の中の日本を知ろう::2

 日本人の食生活を知るために、日頃、食べている食材の世界における消費順位を岡崎大五著「日本の食欲、世界で第何位?」からの紹介で続けます。

 今回は、日本人の主食的食材とします。


          日本の世界順位    世界一位国

  米         29        ラオス

  小麦       109        アルジェリア
                      キルギス

  ジャガイモ     83        ベラルーシ

  サツマイモ     24        ソロモン諸島  


 日本人の伝統的な主食的存在のお米を食べる世界の順位は29位とあまり上位ではないと判ります。

 日本(155グラム/一人1日あたり)より上位国はラオス(456グラム/一人1日あたり)に続く順位は以下の如くです。

  ベトナムバングラデシュミャンマーカンボジアインドネシア>フィリピン>タイ>マダガスカルスリランカ東ティモールギニアガイアナ>中国>シエラレオネギニアピサワ>ブルネイ>マレーシア>韓国>ソロモン諸島 

 我が国の小麦消費量順位は109位(121グラム/一人1日あたり)であり、大変少ない小麦消費国のようです(世界一位国・542グラム/一人1日あたり)。

 ジャガイモ消費も日本は61グラム/一人1日あたり)と低い順位にあります(世界一位国・493グラム/一人1日あたり)。

 サツマイモでは、日本は18グラム/一人1日あたり)で、一位のソロモン諸島では、505グラム/一人1日あたり)です。


 ここで取り上げた穀物消費では、欧米の先進国も上位には顔を出してはいません。

 つまりは、炭水化物を主成分とする食事は先進国の主たる食材とはなっていないと判ります。

 次回は、動物性食材についてとします。