信天翁喫茶記

心のイケメンある自活力・・迫る単身社会・無縁社会と自活力・・ゆるやかにつながる心の絆・連帯がキー・・・1

   ・・不安の時代の自活力を育む・・

   「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」(http://www.sophyrich.com/)

 我が国は、再び、中世の時代、室町・下克上の戦国時代のような不安と不信の時代を向かえています。

 一方で、中世は「無縁」、「公界」、「楽」の自由な遍歴者の活躍した時代で、我が国の今日の文化を代表する能、茶の湯が始まり、発展した時代でもあるのです。


 我が国の本年(2010年)三月末の総人口は一億二千七百万人ほどで、減少傾向にある。

 そして、平均寿命は過去最高を更新して、男性79.59歳、女性86.44歳で、少子高齢化が進んでいる。
 
  一方で、15〜39歳を対象とした調査で、引きこもり状態にある若者は推計70万人、引きこもり傾向にある若者は155万人に及ぶと報告。

 各種の人口統計調査によると今から20年後の2030年では50〜60代の男性の4人に1人が一人暮らしとなり、一生結婚しない男性は29%、女性は23%となる。

 また、65歳以上の未婚者が男性で168万人、女性は120万人に及ぶとの予想(斉藤環)。

 つまりは、単身生活者が増加して、”無縁社会”が到来するとの予想です。

 このままでは、雇用社会、結婚型社会、家族社会のみならず、雇用・健康・年金などの社会保障制度社会が崩壊すること間違い無しです。


 中世のように、再び、形を変えた無縁・公界・楽の社会が到来するとの期待です《「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」(http://www.sophyrich.com/)》。