信天翁喫茶記
心のイケメンある自活力・・自分を可哀想がるのはつまらぬこと!!
・・不安の時代の自活力・・
「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」(http://www.sophyrich.com/)
先週のNHKドラマ「ゲゲゲの女房」で、水木しげるが軍人としてシベリアに抑留された時、電気工事の職人として有能だったが故にソ連側に重宝がられて優遇されたために仲間内からイジメにあったことが原因で、帰国後もそのトラウマから立ち直れず、家族に迷惑をかけているご近所の人に「自分を可哀想がるのはつまらぬこと」と忠告していました。
今日的に言えば「自己愛の幻想」的自己を正当化しての被害者とする姿勢といえます。
今日でもよくある体質です。
戦争によって死んでしまったり、帰れなくなってしまった人たちが多数いることを忘れてはならないと自分を可哀想がるのをいさめたのです。
我が国は今や2011年には政府だけの債務だけでもGDPの200%に到達するのです(ギリシャやアメリカなどの多い国の2倍ぐらい)。
このままでは、早々に500%になると想定されています。
それでも、国民の一人一人が自活力を発揮しようとするより、安易な国家の補助金依存体質が益々強くなって、補助金を確保したり、ばらまくことを発言する人たちが“優しい”人だと思われる社会体質にあります。
就職についても、会社に就職するために、大学では2年生ぐらいから就活として面接などまでも塾通い体質にあるようです。
学校で学ぶことは会社に就職することではなく、自活力を学ばねばならないのです。
今や、政府系であるが故に依存体質の強い日本航空がつぶれたり、およそ名前が消えるような銀行だと思って就職したとは思われないような会社や老舗として君臨していた会社がつぶれそうなのは少なくないのです。
不安の時代では、既に取り上げたように、自分がやりたいこと面白いと思うことにはあきらめずに自活力を発揮して続けるのです。
既存の価値観に縛られることなく、心のイケメンを大切に、人との相対で生きるのではなく、自活する意欲に生きるのです。
不安の時代は、いかような混沌、激変に直面しても、心のイケメンある自活力があればチャンスに満ち満ちている時代なのです。
喫茶・茶の湯の集いでは、心のイケメンある自活力を育む緩やかにつながる心の絆・連帯を何よりとします。