信天翁喫茶記
心のイケメンある自活力・・いろいろな見方に心がける!・・信天翁
・・不安の時代の自活力を育む・・
「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」(http://www.sophyrich.com/)
アメリカの詩人・ヘンリー ワーズワース ロングフェローが「Things are not what they seem」と詠っている詩があります。
自然や人のなすことの何事であれ、一面からではなく、多様性があり、多様な価値観をもっているとの見方に心がけなければなりません。
我が信天翁喫茶の由来たる山中信天翁の信天翁には人間の見方によっていろいろな名前が付けられてます。
信天翁は、世界で最も絶滅の危機にある国際保護鳥であり、信天翁の他にアホウドリ、沖の大夫(オキノタユウ)と呼び。
学名は、Diomedea albatrusで、通常、ゴルフでお馴染のAlbatross・アルバトロスと言います。
日本語で、アホウドリと呼ばれるようになったのは地上での動きが鈍くてのろまなことから人間による乱獲の対象となり、大量虐殺が容易であった事から付けられたのです。
それ故に、一度は絶滅宣言となりました。
しかし、海では、飛ぶ姿の美しさから海鳥の女王として、沖の大夫と呼ばれています。
羽を広げて、二メートルにおよぶ舞う姿の素晴らしさです。
ゴルフで、アルバトロス(albatross)というのは、ダブルイーグルといわれるように、基準打数より三つ少ない打数でホールアウトすることを意味します。
つまり、パーより三打少なくホールアウトすることです。
例えば、パー五のところを二打でのホールアウトをするのですが、ホールイン ワンより稀と言えます。
ゴルフをする人はご存知と思いますが、大変難しいのです。
以上より、信天翁には、奇跡の如くのアルバトロス、美しい海鳥の女王たるオキノタユウ。
地上では、のろまさからアホウドリ。
人の目線、都合によって、いろいろな見方がなされていると判ります。
NHKの龍馬伝にでてくるジョン万次郎は、四国の室戸岬沖で、はえ縄魚をしていたときに嵐にあって漂流してアホウドリの島・鳥島に漂着して143日間の間アホウドリを捕獲して肉を食べ、羽毛を着物とし、卵の殻に雨水を貯めてしのいで生き延び、アメリカの捕鯨船に救われて救出されたのです。
信天翁喫茶が多様な価値観を大切にする由来です。