信天翁喫茶記
信天翁喫茶・・変わりたいと心に決める・・
・・不安の時代の自活力を育む・・
「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」(http://www.sophyrich.com/)
今回も前回に続いて、エスター・ダイソン(Esther Dyson)(「三か月トッピク英会話 トップインタビューに学ぶ!自分を語る表現術」マーシャ・クラッカワー、NHKテレビテキスト)よりの日本へのアドバイスです。
日本では就職と言えば、多くが会社への就職が常識と考えられており、大学生などは、二年生ぐらいから勉強よりも、就職活動、面接などの傾向と対策として塾に通い、履歴書を驚くほどの枚数を書いて会社に送っていると聞きます。
しかし、アメリカなどは、企業に就職しようとするよりも、如何に自活的な企業家になるかに一生懸命となります。
そのために、自活力を身につけることが当然のようになっています。
今回は、ダイソンの日本語訳のみを紹介します。
『Q:日本でもっとたくさんの企業家が育つためには、どうしたらよいでしょうか?
A:まず初めに、変わりたいのだ、と心を決める必要があります。
そして、変える必要があることのほとんどが文化に根ざしたものです。
失敗に対する姿勢。リスクを負うことに対する姿勢。
私がその実例としてぴったりです。
私は組織ではありません。
ほとんどの人は、取り分け日本では、組織の一員になりたがります。 独立するのが怖いのです。
そこで、ブランド企業ではない小規模ビジネスでも経営ができることを広く知らしめ、奨励する必要があります。
大規模な出版〈社)や何かと提携しないでも独立して経営できるのです。
それはアメリカでも怖いと思えるはずです。
日本では、その10倍は恐ろしいことなのだろうと思います。』
私は、超資本主義で利益の最大化を求めない組織・Br.BEAUT・ソフィーリッチ(http://www.sophyrich.com/)をたちあげています。
そして、この電子書籍の時代にあって、必ずや出版文化として紙書籍が新しい意義を持った文化を創成する時が来るとのレトロモダンの発想で自らが主宰して自由な出版が可能な出版組織をDr.BEAUT・ソフィーリッチに立ち上げています。
私のエスター・ダイトンのコメントに対する鎮めの自活力を育成せんとの心意気です。