信天翁喫茶記

  信天翁喫茶・・常に新しい失敗をする(Always make new mistakes)・・

   ・・不安の時代の自活力を育む・・

  「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」(http:/www.sophyrich.com/)
 

  我が国の教育が、未だに様式化・形骸化した知識記憶型中心の学習型で、創意工夫や創造性を重んじ、考え方や議論を重んずるスタイルとはなっていません。

 明治以後の西欧文化を学び、吸収するスタイルが続いているのですが、社会や科学技術の変転が激しい時代では、常に、新しいが未知の領域や発見についての自己判断力が求められる、つまりは、失敗を恐れないで楽しむ自活力育成がキーとなるのです。

 今週のNHKテレビ「3ヶ月トピック英会話 トップインタビューに学ぶ!自分を語る表現術」(講師 マーシャ・クラッカワー)では、アメリカのコンピューター業界随一と言われる投資家で、今や宇宙産業に目を向ける投資家 エスター・ダイソン(Esther Dyson)のインタビューでした。

 私の知るアメリカ的飛び級によって15歳でハーバード大学に学んだ、如何にも賢そうな女性です。

 ダイソンへの質問「あなたにとって企業家精神とは何を意味しますか。 What does entrepreneurship mean to you?」への返答が素晴らしい。

 私のように、70歳になっても、今尚、失敗を続けて自活力を高め酔うとするに勇気を与えます。

  抜粋します。
 『常に新しい失敗をすることです。 Always make new mistakes.

  その意味は、そこから学ぶことができるような新しい失敗をすべきだということです。 Because it means you should make new mistakes that you can learn from.

学ばなかったために繰り返される同じ失敗ではなく。 Not the same old mistakes without learning.


  こうした失敗は教育なのだと言うことです。 The point is that these mistakes are an education.
  
  そこから学ぶべきなのです。 They're something you learn from.

  もし新しい失敗をしたならば、それは過去の失敗から学んだことを意味するから。 And if you make new mistakes,it means you learned from the old ones.』

 まさに、今日的教育の何たるかを語っています。
 

 ダイソンは、このインタビューで、マダマダ、私に自活力を育む元気を与える名言を発していますので、次回も取り上げたいと思います。