信天翁喫茶記


信天翁喫茶;鎮めの自活力・・沖縄米軍基地問題

    「信天翁 入門 益荒男が茶の湯」(http://www.sophyrich.com/)

・・不安の時代の自活力・・

  この五月二十日の読売新聞に米軍普天間移設問題について、沖縄以外の46都道府県の知事に“移設に伴なう何らかの負担を受け入れられるか”と緊急アンケートが行なわれました。

 しかし、「負担を受け入れる」、「条件により受け入れる可能性がある」と答えた知事がいないどころか、「条件によらず難しい」と答えた知事は16都道府県に及ぶと報じています。

 知事や日本人は厄介い払いと国の安全について、兎にも角にも、声高に日米安全保障や米軍の存在を唱えながらも身近には迷惑と対岸の火事として見過ごしたいと思えます。

 米軍の存在を嫌がるなら日米同盟をどうすべきか、憲法十九条をどうすべきか責任ある意見を聞きたいものです。

 必要不可欠であるが、基地は沖縄にあればよいと太平洋戦争で犠牲にしながらの反省なき無責任体質のようです。

 
 
 この問題は、我が国の安全保障や対策を将来を含めて、どのようにすべきであるかを問うています。

 ・ 我が国の安全のために米軍による抑止力を如何様に考えるか。

 ・ 我が国の自衛隊の果たすべき役割。

 ・ 憲法にあるように、将来的には紛争解決に全ての戦力を核と同様に廃棄する国際的リーダーとなって努力する。
 
 つまりは中途半端な軍事力の意味や米軍の存在がテロ集団等から最も敵視されている危険性について戦略的に解析、検討する必要があるのです。

 以上のような課題をハッキリすることなく、米軍は必要だが、自分の県に来るのはゴメンだと言っているのではアマリにも沖縄には戦後にまで犠牲を被いることになります。


 キチンと本土の人たちは世界や自国の平和について、自活的意見を持たなければならないと思います。

 知事たちは、地域住民が反対するからと、如何にも、日本的無責任体質を露わにしているのだと思います。

 私は、今や、被け合うような中途半端な軍事力や補助金狙いの軍事力はない方が国は安全だと思います。