信天翁喫茶記
「信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」(http://www.sophyrich.com/);:今何故に!!
・・不安の時代の自活力を育む・・
アホウドリ(信天翁、albatross)は下支えで自活力を得た!
信天翁はアホウドリ(albatross)のことを意味します。
信天翁喫茶は、わが先祖・山中信天翁からの由来としますが、私はアホウドリが好きです。
アホウドリは過って伊豆・小笠原諸島の鳥島や智島に数多くいたのですが、羽毛目的で乱獲されて激減したために現在は絶滅危惧種として保護されています。
新聞報道によれば、2009年10月11日に智島で人工飼育されていた一羽が珍しいことにわたしの第二の故郷・サンフランシスコ沖まで飛来したとのことです。
アホウドリは陸上での動作が緩慢であり人が近づいて捕殺するのが容易だったために激減してしまったのです。
オックスホード現代英英辞典で、ゴルフでお馴染の言葉であるアルバトロス(albatross)を調べて見ますとゴルフとの関係についての記述はなく、次のようです。
まず「a very large white bird with long wings that lives in the Pacific and Southern Oceans.」とあり、次には「Usully sing.」として「a thing that causes problems or prevents you from doing something」とあります。
何か問題やトラブルが起こっても予防、防いでくれるのではとの希望が感ぜられます。
地上では緩慢であるために人による乱獲で絶滅の危機となりながら、逆に人による保護に加えて人工飼育されるほどの下支えによって復活したのみならず、遠くサンフランシスコまで飛ぶほどの自活力を持つことが出来たのです。
人間世界の誰でもがそれぞれ人に必ずや備わった何らかの能力や才能がるのです。
そうした一人一人に備わった生きる力・自活力を見つけることがキーだと思います。
学校での勉強成績が問題だからと一面的な判定をして、画一的な教育をするだけでは個々の人が持ち合わせる自活力を引き出すことは出来ないのです。
アホウドリが地上での動作が緩慢だからと乱獲すれば絶滅の危機になるのと同じように、例えば学業成績だけで個人を判定して序列化するだけでは自活力を育てられないどころか、持ち合わせた能力・自活力を奪いかねないのです。
現代では既に過ってのように塾通いをして有名大学を卒業、一流企業就職的親方日の丸思考では必ずしも安定した生活保障とはならないことはこの二十年で明らかだと思います。
今や不安の時代にでは、人それぞれに備わった潜在能力を育成する、つまり、自活力を育むような下支えが大切になっています。
アホウドリの地上での緩慢さゆえに乱獲してしてしまえば自然界での能力を奪うことになるのです。
しかし、保護や人工飼育によって自然界に生きる自活力を下支えをすればサンフランシスコまで飛んでいけるほどのパワーがあるアホードリも育つのです。
信天翁喫茶はアホードリの「prevent your from doing something」に期待して、ワビ・サビの鎮めの思考・志向で削ぎ落とせるは削ぎ落として潜在的に自らに備わった自活力を掘り起こすのです。
つまりは、画一的ではないが人それぞれの自活力を育む下支えによって、アホウドリのように遠くサンフランシスコまで雄飛するようなパワーを発揮できるようになるのです。