オタピー茶の湯;信天流健康で文化的な生活・7

 オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・91

 俯瞰思考; 価値性の幻想; ハイカルチャー、ポップ、キッチュサブカルチャーとの界を紛らかす・・49


Simple Little Pleasure Following One Another Day・・2

 信天流は、日常茶飯の心の絆の喜びを大切とします。。

 今、アメリカのニューイングランドに滞在する娘が愛読したモンゴメリ作「赤毛のアン」でのアンの「Simple little pleasure following one another day」と共通する境地です。


 この1月12日に信天流オタピー茶の湯に適う仲間内と初釜が開かれました。

 亭主となった実業家の侘びた茶室・慈善堂(三畳台目)での茶会でした。

 主な道具立ても亭主が、既成の権威などに惑わされることなく自らの美意識によって一つ一つ集めたものが中心でした。


 寄り付きには、伝・沢庵で「日本に鷲の高峯はうつすとも うへ見ぬ山は富士の嶽かな」。

 床柱には、古丹波御歯黒壷を見立てた花入れに椿・鶴寿が一輪でした。

 本席では、伝・近衛家熈で「若菜」の題で、赤人、貫之、人丸の歌が書されていました。

 床には、民芸調の侘びた黒薩摩花入れに水仙でした。


 風炉は青地夜学で雲竜釜との取り合わせ。

 茶碗は、筒型の黒楽に赤がかすかな楽茶碗、うす器は金環蒔、古瀬戸の水指との取り合わせでした。


 気温は七度で冷え冷えとした日和でしたが、茶室ではレトロモダンを体感すべく、自然光のみ、暖房なしの自然環境としました。

 釜からの湯煙のみならず、一碗の茶からの湯煙に「いと良し」の美意識を感じました。

 お菓子の亀末広・うすらいと茶碗からの湯煙との取り合わせから醸しだされる移ろい感は、「侘びとは」の一回性の余情残心の風情。


 1月14日には、前回紹介しましたレトロモダンな和の食を伝承して日常茶飯に料理する柴田和子の来訪を受けました。

 冷え込むようになったので、肘まで浸かるような、もちろん、木の樽での白菜の糠漬けをして、調度食べごろとのことで、ワザワザ、クール包みにして大島紬の着物の装いで持ってこられたのです。

 早々に、夕食では、一巻きをサラダの如くにいただきました。

 和の食の美味の文化たる姿と味の移ろう白菜の旨みと歯当たりが抜群のタイミングでした。

 私は、低炭水化物ダイエット中ですので基本的にはご飯は食べないようにしているのですが、ニューイングランド滞在中の娘が東北大学時代に知った「はらこ飯」を銘「茶飯」の碗にて、柴田和子の白菜の糠漬けと心のままに食べました。

 但し、体重は、14日の朝は63.7kgでしたが、15日の朝は64.4kgへとの増加となりました。

 たらこ飯は、生鮭とはらこに米ともち米にお酒、みりん、醤油、だし醤油などを基本とした雑ぜご飯です。

 食後には、銘「茶食」にて一碗の茶をとしたのですが、湯沸し中に腹いっぱいのためか、うかつにも、七匹の子羊にあっての狼の如く居眠りをしてしまいました。


 翌日の15日の朝食には、一晩の時間を経た白菜漬けを味わわんと高山の吉川餅屋の草もちとの取り合わせで食べました。

 白菜の旨みと歯当たりの移ろいの微妙を味わうことが出来たのです。

 杵つきの吉川餅との取り合わせも大変良いものでした。

 
 (楽天、ミクシイでは、『低コレステロール血症を改善する元祖・・209・・Dr.ビュートのThe アスクレペイオン;ベスト チョイス ガイド: テイラーメイド栄養・食餌療法(Tailor-Made Dietetics)・・50 ダイエットのハウツーを知っておこう!!・・36・・国際的な評価ナンバーワンのダイエット法;低炭水化物、カロリー・蛋白質・脂肪摂取制限無し・・世界的に通用しているダイエット法の優劣とまとめ・・5・・ダイエット法と糖尿病を話題とします)

 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、『メタボリックシンドロームは、酸化ストレス・慢性炎症・・15・・「酸化ストレス・慢性炎症」が動脈硬化性疾患の血管病変の基・・15・・脂肪細胞・組織と酸化ストレス・慢性炎症・・9』を話題とします)

 (Googleでは、『オタピーラプソディー;『脳力』は『健康力』を・・5・・「健康力」の常識は変わっている・・4・・『メタボの罠ー「病人」のされる健康な人々』(大櫛陽一著、角川SSC新書〉』を話題とします)

お気に召したらクリックどうぞ → 人気Blogランキングへ