オタピー茶の湯;信天流健康で文化的な生活・6

 オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・90

 俯瞰思考; 価値性の幻想; ハイカルチャー、ポップ、キッチュサブカルチャーとの界を紛らかす・・48


 Simple Little Pleasure Following One Another Day・・1

 新しい年・2009年、人類がこの地球上で健康で文化的な生活を継続発展できるかが問われる年だと言えます。

 そうした思いにかられながら信天流喫茶に麁相の心で且坐喫茶しました。

 以下のような道具点てでの喫茶と食事としました。

 言ってみれば信天流オタピー茶の湯です。


 茶碗は、我が信天流に適う陶工・陶芸家加藤敬也作の銘「茶食一如」(萌黄鉄釉斑紋)と銘「茶食」(灰釉飛散自然鉄斑)。

 ご飯茶碗、汁物、煮付けなどを食するために日常茶飯に用いている茶碗です。

 棗は春慶塗の利休形中棗。

 茶杓は、自作製。

 釜は岩鋳製の湯沸し鍋で、銘「オタピー」。

 風炉と炉の中庸と言える畠山茶吉伝来の楓の根っこから作製した大きな火鉢に湯沸し鍋・「オタピー」をかけました。

 水指は加藤敬也作の萌黄釉面取り。

 建水は加藤敬也作の鉄釉信天流絆点前のための主茶碗を用いました。

 信天流絆点前については、またの機会とします。


 茶は松柏園升半・銘「千代昔」を薄茶点てとしました。

 お菓子は、名古屋・亀末広の花びら餅と「うすらい」。


 点前は、裏千家茶道にあっての平点前を基本としました。

 「茶食一如」茶碗と「花びら餅」、「茶食」茶碗と「うすらい」の組み合わせで、それぞれで一碗の茶としました。


 喫茶の後では、熊のばら肉の味噌鍋を碗「茶食一如」で食し、碗「茶食」にて小倉屋山本「えびすめ」と上林春松本店「雁ヶ音ほうじ茶」でお茶漬けとしました。

 最後には、碗「茶食一如」と碗「茶食茶碗」のそれぞれに上林春松本店「雁ヶ音ほうじ茶」を注いで、柴田和子指導の糠と塩だけによる沢庵にて禅寺風に碗を綺麗に濯ぎました。

 小山硬作・白描画「飛翔(飛び魚)」とマルセル・デュシャン作「パリの空気」の複製ミニチュアを壁に飾りました。


 余剰残心としては、赤毛のアンが言うように「The nicest and happiest day bring simple little pleasure following one another day」と日常茶飯の一日の喜びへの思いとなりました。

 人類は自然や内なる自然に自省なき背を向けながらの文明的な生存を続けるには限界となっています。

 今や鶴見俊輔唱える「限界集落」、「限界芸術」に加えて、私は「限界人類」との認識が必要なのだと思うのです。



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