オタピー茶の湯;信天流健康で文化的な生活・2

 オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・86

 俯瞰思考; 価値性の幻想; ハイカルチャー、ポップ、キッチュサブカルチャーとの世界を紛らかす・・44


 信天流喫茶は、幸せと健康に生きる一人一人の生活、生き方を求めるのです。

 そのキーワードとする「麁相のこころ」と「レトロモダンのアートワールド」は特別の余所行きとしてではなく日常茶飯の生活の場で、自然体、無意識化したレベルまで高めるのです。


 信天流美意識は「自然の中に最高の美や形があり、人の為す作為、活動は自然との共鳴があってこそ」としています。

 言ってみれば、人為は「作為」を感じさせることなく、「無作為」と化しているのが良いのです。

 加えて、「古きには雁字搦めになることなく、価値性の幻想には惑わされることなく、過去には素直に学びながら、俯瞰思考で創造性を重んずる」のです。


 現代は、ITが直観化している人たちとそうでない人たちとの間だけでも、美意識、生活スタイルのみならず、発想法や価値観には大きな相違が生じていると言えます。

 価値性の多様化や幻想に揺らいで、キッチュ(kitsch)やニッチ(niche)に注目が集まっています。

 それ故に、俯瞰思考による個人個人の価値性、価値観による選択が求められ、その判断を楽しめる自由があるのです。

 その自由をお互いが自立的に尊重しあわなければなりません。

 人それぞれの選択の自由を保証するための必要条件となるのが、人間としての認め合うべき「責任」、「義務」なのです。

 その上でのお互いの揺らぎが表現された時、人間的なゆとりとして、それぞれの個人の気品と尊厳の表れとなります。


 現代にあっては、価値性の界が揺らいでいるのは、例えば、次のようなことが上げられます。

 ・善悪

 ・常識と非常識

 ・パブリックとプライベート

 ・ハイカルチャーとローカルチャー

 ・芸術家、職芸家、職人、デザインやフィギュアーなど複製可能商品作製家

 ・芸術的価値と経済的価値

 ・料亭、レストランなどの料理と素朴な素材料理


 人類は伝統的に、人それぞれの幸せと健康を求める生き方を追求してきた歴史と言えます。

 そのための能力開発に勤しみ、創造的な生きる喜びを模索する人もあれば、習俗や惰性に従ったり、無気力に甘んじたり、或いは、そうならざる負えない人も少なくありません。

 そうした時代にあっても、人の生き方にとって大切なのは日常茶飯の意識の在り様、過し方や暮らし方にあるのです。

 「生は時間に対して一回性の緊張であり、死は絶対的一回性」だからです。

 その上で、信天流生き様は日常茶飯に自然との違和感のない共鳴を第一とするのです。


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