オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・75

 俯瞰思考; 価値性の幻想; ハイカルチャー、ポップ、キッチュサブカルチャーとの世界を紛らかす・・33

 オタピー日常茶飯・・ちりとてちん・4・・直心の会話

 NHKテレビの、所謂朝ドラでは、従来の番組では、定番的に、若い女性が明るく、苦難に前向きに取り組む良い子を主人公にしてきました。

 しかし、現在の番組・『ちりとてちん』は、優等生でブッリコとは言い難いが、自分のやりたいことを見つけて、家族や周囲の人たちとの善意の人間関係によって成長していく女性を主人公としています。

 主人公は、自分探しに、母親たちに逆らって、家をでてしまう。

 そして、落語家として成長していく。

 逆に、高校時代の同級生や弟での優等生ならではの悩みを取り上げています。

 しかし、必ずしも本意なる道を見出せずに不本意な生活を送っています。


 最近の「ちりとてちん」では、取り分け、「直心の会話」の大切さをテーマとしています。

 優等生で、優しい弟は、恐竜の研究がしたくて海外の大学院に進学したいと思ってはいたのですが、家族の経済状態を考えて、両親に希望を言い出すことが出来ずに、父親の仕事の伝統的な若狭塗りの箸を作製したりして、「こころ」ここに在らずの毎日を過していました。

 母親は、息子の本意を知りながら、旦那や経済状態を考えると悩みも深く、直心の会話は言い出せずに、“問題解決先送り”をしていました。

 弟は、姉の主人公の家で、落語の話題、嘘つき落語弟子の初講座での言動や周囲の人たちとの人間関係に触れながら、取りあえずの“良い子”ではない、『直心』での心の触れ合いの大切さを実感する。


 相手のことをオモンバカルばかりに、逆に、お互いの思いが伝わらずに、誤解が続いていた事実が、表面的な人間関係となってしまっている「異時同意」の話題を交差させながら話をすすめている処が面白い番組となっています。

 弟は、父親との『直心の会話』を求めて、家に帰っていきました。

 昨今の日本社会にあって、所謂、相手をオモンバカルとの理由で、結局は、自分自身の表面的な“良い子”、“相手に嫌われたくない”などの、言ってみれば、「自己愛の幻想」に過ぎないことが反乱しています。

 サガンが、十八歳の若さで、『悲しみよ今日は』に記した、「群れていても孤独」な人間関係の悲しさは、『直心の会話、人間関係』にあると思います

 オタピー茶の湯では、日常茶飯での「こころ」として、『直心の会話』ある人間関係を必要条件としているのです


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