オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・74

 俯瞰思考; 価値性の幻想; ハイカルチャー、ポップ、キッチュサブカルチャーとの世界を紛らかす・・32

 オタピー日常茶飯・・侘び・寂びの「こころ」・20・岡倉天心の「The Book of Tea, 茶の本」を読む・・9


 利休の最後の茶の湯; The Last Tea of Rikiu!!


 『TEA-MASTERS』での岡倉天心の記す、切腹前の利休と弟子たちとの最後の茶の湯です。


 『The singing kettle, as it boils over the braizer, sounds like some cicada pouring forth his woes to departing summer.

Soon the host enters the room.

Each in turn is served with tea, and each in turn silently drains his cup, the host last of all.

According to established etiquette, the chief guest now asks permission to examine the tea-equipage.

Rikiu places the various articles before them with the kakemono.

After all have expressed admiration of their beauty, Rikiu presents one of them to each of the assembled company as a souvenir.

The bowl alone he keeps.

“Never again shall this cup, polluted by the lips of misfortune, be used by man.”

 He speaks, and breaks the vessel into fragments. 』

 『火鉢にかかって沸いている茶釜の音には、ゆく夏を惜しみ悲痛な思いを鳴いている蝉の声がする。

 やがて主人が入る。

 おのおの順次に茶をすすめられ、順次に黙々としてこれを飲みほして、最後に主人が飲む。

 定式に従って、主賓がそこでお茶器拝見を願う。

 利休は例の掛け物とともにいろいろな品を客の前におく。

 皆の者がその美しさをたたえて後、利休はその器を一つずつ一座の者へ形見として贈る。

 茶わんのみは自分でとっておく。

 “不幸の人のくちびるによって不浄になった器は決して再び人間には使用させない。”と言ってからはこれをなげうって粉砕する。』


 不完全性の美、負の思想からすれば、私は、武士道思想によって、利休が切腹したのは残念です。

 そこに利休の不完全性の美意識があると考えるべきでしょうか。

 また、利休の飲んだ茶わんを「不幸」との認識で「不浄になった器」と言って、「なげうって粉砕した」のも残念です。

 
 (楽天、ミクシイでは、『低コレステロール血症を改善する元祖・・153・・『脳力』は『素肌美力』、『抗加齢力』に通ず・・63・・イキイキ健康ライフ・・37・・肉食の勧め・24・筋肉中心の牛肉を選ぶために・・14・・和牛と輸入牛の部位別の赤肉蛋白質量ランキング』を話題とします)

 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、『メタボリックシンドロームは、酸化ストレス・慢性炎症・・15・・「酸化ストレス・慢性炎症」が動脈硬化性疾患の血管病変の基・・15・・脂肪細胞・組織と酸化ストレス・慢性炎症・・9』を話題とします)

 (Googleでは、『オタピーラプソディー;『脳力』は『健康力』を・・5・・「健康力」の常識は変わっている・・4・・『メタボの罠ー「病人」のされる健康な人々』(大櫛陽一著、角川SSC新書〉』を話題とします)

お気に召したらクリックどうぞ → 人気Blogランキングへ