オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・68
俯瞰思考; 価値性の幻想; ハイカルチャー、ポップ、キッチュ、サブカルチャーの界を紛らかす・・26
オタピー日常茶飯・・侘び・寂びの「こころ」・14・岡倉天心の『The Book of Tea, 茶の本』を読む・・3
前回に続いた、岡倉天心の武士道に対する意見です。
私もまったく同感です。
昨今の安易な勘違いを誘導するような、ご都合主義的な武士道についての警告と言えます。
『 Much comment has been given lately to the Code of the Samurai,ーthe Art of Death which makes our soldiers exult in self-sacrifice; but scarcely any attention has been drawn to Teaism, which represents so much of our Art of Life. 』
『 近ごろ武士道ーわが兵士に喜び勇んで身を捨てさせる 死の術ーについて盛んに論評されてきた。
しかし茶道にはほとんど注意がひかれていない。
この道はわが生の術を多く説いているものであるが。』
茶の湯は、元禄時代以後になって、家元制度に基づく茶道としての形成がなされて、その様式化がなされるようになりました。
戦争のない社会となり、文化への関心を多くの人たちが持つことの出来るような余裕となり、家元制による茶道が形成されて、武士から商人を始めとする町人が習いたいと言う希望を満たし、広げるために、権威化が必要となり、茶の湯の点前は、一定の決まりによる定められた形式、様式や順序が優先されるようになりました。
今日的に言えば、茶道は、手前を中心としたマニュアル化を図った茶の湯の様式としての道を歩むようになったのです。
点前の様式、形式、順序などが、優先されるようになってしまったのは、形骸化を招くことになり、岡倉天心が訴えているような人類文明的な意味は重んじられなくなってしまったとなります。
今日では、哲学者・谷川徹三が、『日本人のこころ』(岩波書店)で、既に指摘しているように、日常の現実的な生活から遊離、解離した状況となってしまいました。
それ故に、今や、負の思想、不完全性の価値性を重んじた平和な文化だということは忘れずに、武士道よりもハルカに価値性をもった、今日的な平和主義のスピリットを国の内外に発信することが必要な時代なのです。
自由と民主主義 プラス 平和主義の文明的な日本の貢献につながり、戦争で傷つけた東南アジアへの信頼の醸成と再びの敬意を得る道となるのです。
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