オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・56
俯瞰思考; 価値性の幻想; ハイカルチャー、ポップ、キッチュ、サブカルチャーの界を紛らかす・・14
オタピー日常茶飯・・侘び・寂びの「こころ」・2・負の思想の価値性
「負の思想」は、今日、普遍性を持った価値性を持っています。
岡倉天心は、英語で著した「茶の本、The Book of Tea」で、「不完全さ」のこころを大切にして、西欧に向かって、次のような主旨の高らかなる主張をしています。
負の思想があってこそと判ります。
「わが国が、平和な文芸に耽っていた時、野蛮人の国と呼び、満州で殺戮を始めた時、文明国と呼んだ」
「殺戮が栄光ある文明国とするならば、穏やかな平和な文化に耽る野蛮人のままでいた方が嬉しい」
「武士道は、死の術であり、武士に自己犠牲を鼓舞してきた」
武士道への価値性の幻想によって、わが国の人々を戦場での殺戮に送り、犠牲を引いたとも言えるのです。
そして、近年は再び、武士道を持ち出して、自己犠牲を“品格”と勘違いさせるような鼓舞が、価値性の幻想となっています。
理不尽な滅私奉公を閉鎖、内向き社会で押し付けてきた社会の“品格”を問うことが求められていると思います。
まずは、利己主義と勘違いさせない個人主義の正当な理解が求めれる状況にあり、集団主義の裏にある全体主義の危険を察知する品格の育成が必要不可欠な状況にあります。
茶の湯は、本来、主客の身分の上下を超えた、無一物性のこころをもった、一坐一会の文化なのです。
生の術は、「時間に対して、一回性の緊張と輝きとワルサ」を喜びとします。
オタピー茶の湯の必要条件です。
今や、「負の思想」の価値性に基づく俯瞰思考なくして、人の住む文化・文明性ある地球は保てなくなっています。
つまりは、地球上で、人々が、幸せで平和に過すために、今、マサニ、求められている思想なのです。
核エネルギー、生物化学兵器、ハイテクやロボットなどを駆逐する戦争のみならず、国境や民族、宗教、貧困、環境汚染や資源問題、ヴィールスなどの伝染病、遺伝子・クローン技術と生命科学、IT問題、経済活動などのいずれの問題にとっても、その解決に「負の思想」が必然性、文明性を持って求められているのです。
グローバルのみならず、グローカルな俯瞰思考が必要条件となっています。
「負の思想」は、余分と思えるもののみならず、出来る限りの削除による最小限とした必要不可欠を求めるこころを大切とします。
地球上から、人の世の殺戮を削除して、What a Wonderful World!!を築くためのこころです。
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