オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・48
俯瞰思考; 価値性の幻想; ハイカルチャー、ポップ、キッチュ、サブカルチャーの界を紛らかす・・6
オタピー日常茶飯・・ちりとてちん・1
NHKテレビ番組の朝ドラ「ちりとてちん」は、日常茶飯の人間関係、会話の在り様として、面白いと同時に、大切な指摘がなされていると思います。
先般、一月十八日だったと思うのですが、妊娠に伴なう若い二人の結婚騒動が話題となっていました。
シッカリ者の一人娘の両親は、その結婚を望まず、トンデモナイと驚き、激怒状態。
男性の方は、シッカリ者とは言い難いが、大事な跡取り息子。
男性は、責任を果たすためにと、結婚を望み、魚屋の養子となる主張する。
しかし、父親は、跡取り息子を養子とすることは認められず、娘さんに嫁ぐことを主張。
女性の方は、父親が築いた小さな魚屋と食事所を継ぐために、男性側には嫁ぐことは出来ず、未婚の母として独りで育てると決心していたのです。
そうした困難な課題を、関係者を一堂に会して、直心で話し合う場を、その魚屋に働く、娘の親友で、主役の“若狭”の母親がセットする。
当事者の若い二人、魚屋の両親、男性の父親、“若狭”と、その旦那たる“草々”、難題を解決せんとの“若狭”の母親、父親と弟を集合させたのです。
“若狭”の両親は、母親は、息子の将来の願いを密かに知って、適えたいと願うが、父親は、自分流の仕事への拘りから、当面のお金稼ぎには熱心ではない関係にあって、ケンカ状態にあり、母親は、魚屋に別居状態。
当の本人は、意志疎通の問題解決先送り中にあるのです。
つまりは、直心の会話による結婚騒動を解決せんとする母親は、自分の息子や父親との直心の会話は成り立っておらず、意志相通を欠いた疎遠状態にあるのです。
しかし、二人の若者の妊娠に伴なう騒動は、その母親の集めた、一堂に会した直心の会話によって、無事に問題解決をして、男性が女性の家に入ることになったのです。
その場の激しい、直心の会話によって、お互いの希望や理解が進み、分かり合ったことによる一期の解決が得られたのです。
茶の湯では、一期一会の直心の会話を、本来、大切とします。
昨今のわが国では、茶の世界のみならず、直心の会話に乏しく、お互いがいい子になる、肝心のことは言わず、触れずの問題解決先送り型の事なかれ型状態が多いといえます。
アタラ、お互いの不幸となります。
政治の世界も、肝心なことには触れず仕舞いの危険状態にあると言えます。
一期一会の直心の会話の大切さを、日常茶飯の「こころ」とするは、人のコミュニケーションのレッスンワンなのです。
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