オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・45
俯瞰思考;価値性の幻想; ハイカルチャー、ポップ、キッチュ、サブカルチャーの界を紛らかす・・3
オタピー日常茶飯と鮨、寿司、スシ・・1
スシは、国際社会にあって、日本食の代表として、普及、話題を集めています。
一方、わが国内にあっては、回転寿司の全国的な展開によって、広く、国民的な日本版ファーストフード的な親しみとなっています。
養殖魚の普及が、安定的なスシネタの供給を可能にしたことによって、安価で大規模な回転寿司の展開を可能にしたと言えます。
また、スシ用のシャリに加工すれば、外国から米の輸入ができるようになるからだと聞いたことがあります。
新年のNHKテレビ番組・「美の壷」で、鮨を取り上げていました。
そこで、私は、江戸前の握りは、屋台による街中での容易なインスタントに食べるための立ち食いの始まりに由来すると知ったのです。
加えて、今日のわが国を代表するような味自慢でハイトーンの鮨専門店に不可欠、必須のカウンター様式は、屋台の名残ごりだというのです。
しかも、屋台様式は、昭和初期まで、立ち食いの名残ごりとして続いてたそうです。
ニギリスタイルたる江戸前寿司が、全国に広まったのは、ナント、戦後のことと、あまり古るい話ではないと判りました。
私が、始めて、回転寿司の店があることを知って食べる経験をしたのは、1972年で、米国、カルホルニアのサンフランシスコの対岸にあるカルホルニア大学バークレー校や首都・サクラメントのある近郊でした。
流石、合理的な米国ならではと感心したり、驚いたりしたものでした。
その後、その方法を最初に考え出したのは、日本だと教えてくれた人がいますが、それまでに、日本では経験したことがなかったのです。
そうしたカルホルニアにあっての寿司屋さんで、当時、日本では、缶詰のツナをネタとした寿司たる軍艦巻きやアボガドがスシネタになっている握りを食したのです。
今日では、わが国の寿司店で、逆輸入されたのか、ツナやアボガドが用いられているを食したことがあります。
回転寿司スタイルも、当然のことながら、ハイトーンのスシ名門店様式化する可能性を秘めていることになります。
また、回転寿司は、ロボットのみが管理するスシ食い様式化することを予測させます。
ロボットのみ、あるいは、人が管理するスシ店のどちらが、ハイカルチャーと呼ばれるようになるかも、興味シンシンです。
江戸前寿司の握りや回転寿司は、スシのポップ、大衆化としての努力・創意・発展プロセスとしている発生と分かります。
鮨、寿司、スシが、国の内外にあって、如何に、食文化として、ハイカルチャー、ポップ、キッチュ、サブカリチャーの界を紛らかして発展したかを示すものであり、喫茶・茶の湯文化同様の日常茶飯に起因していることが興味深いのです。
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