オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・38

 オタピー茶の湯は日本のグローカル文化;ハイカルチャー、ポップ、キッチュサブカルチャーの界を紛らかす・・38

  『喫茶・茶の湯』、『煩悩是道場』、『価値観による選択の自由』・・3・・平野啓一郎・1

 30才そこそこになった若き俊英にして創造性に富む天才作家・平野啓一郎が、主に、20代の作品をまとめて、最近、ファーストエッセイ集;『モノローグ』と、ファースト対談集;『ディアローグ』(いずれも、講談社)を出版しました。

 対談集;『ディアローグ』では、大江健三郎横尾忠則のみならず、いずれの人たちも知的レベルは高く、個性豊かな人ばかりです。

 『日蝕』、『葬送』、『高瀬川』、 『ウエブ人間論』、『マイルス・デイビスとは誰か』など、いずれの世界についても、深い洞察力を持った著作と、何時も、驚きと敬服の限りです。

 私は、平野啓一郎は、マサニ、現代にあって、最も、ハイカルチャー、ポップ、キッチュサブカルチャーの界を紛らかしている旗手だと尊敬しています。

 その彼が、「同坐の会話」の重要さを説いています。

 対談集『ディアローグ』の「あとがき」に次のように述べています。

 『インターネットの登場が、今日の知のあり方に圧倒的なインパクトを与えた事実については、誰も否定し得ないであろうが、面と向かって語り合うと言う、知の授受、知の模索の原初的なスタイルが、依然として、匿名化され、断片化された情報の目まぐるしい摂取とはまったく違った強度の思考の鍛錬であるという事実を、私はこの十年弱の間になされた、これらの対談を通じて、身を以って実感することとなった』。

 洋の東西、ウエブの何たるか、音楽、絵画・・・と何をとっても、十分理解をした上での記述なのです。


 私が、「同坐の会話」の大切さを実感しているのが、昨今では、「オタピー茶の湯の集い」にあります。

 私は、『喫茶・茶の湯』の集いによる、「同坐の会話」の大切さは、上述の平野啓一郎の著述の指摘に適うものと、日本のグローカル文化;オタピー茶の湯の意義の再確認となったのです。

 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、『メタボリックシンドロームは、酸化ストレス・慢性炎症・・15・・「酸化ストレス・慢性炎症」が動脈硬化性疾患の血管病変の基・・15・・脂肪細胞・組織と酸化的ストレス・慢性炎症・・9』を話題とします)

 (楽天、ミクシイでは、『低コレステロール血症を改善する元祖・・119・・『脳力』は、『素肌美力』、『抗加齢力』に通ず・・28・・イキイキ健康ライフの選択・・3・・『素肌美力』は、「こころ」から・1』を話題とします)

 (Googleでは、『オタピーラプソディー;『脳力』は『健康力』を・・「健康力」の常識は変わる;『メタボの罠ー「病人」人にされる健康な人々』(大櫛陽一著、角川SSC新書)』を話題とします)

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