オタピー茶の湯;  日常茶飯の「こころ」・・29

 オタピー茶の湯は日本のグローカル文化; ハイカルチャー、ポップ、キッチュサブカルチャーの界を紛らかす・29

 茶礼の喫茶・・その2

 崇福寺の開山で、大徳寺の開創・宗峰妙超の師・南浦紹明(1267年)は、天龍寺相国寺開山の夢窓疎石に伝える台子の茶道具と茶典をわが国にもたらしています。

 夢窓疎石は、鎌倉末期から室町時代の初期にあって、わが国の「茶の湯」開山と言うべき人物なのです。

 夢窓疎石は、西芳寺などの造園・建築で、良く知られるのですが、詩歌管弦を愛好し、禅の和風化、禅院茶礼の精神性、こころ構えにも努力したのです。

 和魂漢才、和漢文化兼帯として、足利八代将軍・義政の茶の湯の具現化にとっては、夢窓疎石への精神的追慕でもあったのです。

 今日的に言えば、夢窓疎石は、「漢文化の既成概念」には囚われなかったのです。

 「和漢の界の紛らかし」の元祖とも言うべき、和文化創生の『文化人』。

 茶礼、会所の喫茶・茶の湯文化を、和的総合生活文化へ導いたと言えます。

 和漢兼帯の「こころ」は、一休宗純村田珠光に引き継がれて、ワビ・サビの茶の湯の喫茶文化として結実したと言えます。

 茶礼は、茶の湯の様式に、詩歌と共に、大きな影響を与えたのです。

 ウィキペディアWikipedia)には、従来、珠光は環俗して商人になったとされていたのですが、一生、僧侶であったと改められたとあります。

 僧侶・珠光は、義政や阿弥・同明衆の能阿弥との交流が容易であった可能性があったのだと思います。

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