オタピー茶の湯;  日常茶飯の「こころ」・・11

  グローカル文化・・オタピー茶の湯; ハイカルチャー、ポップ、キッチュサブカルチャーとの界を紛らかす・・11

 私は、角帽を被り、ニッカ ボッカを穿いて、ホオバ下駄を履いて、襤褸姿を思わせるように、胸腹が露わなコスプレ的姿で、市中に徘徊したい気持ちに駆られています。

 そうした昨今ですが、この週末に、タマタマ、新聞の広告に、新井満著の「自由訳 十牛図」(四季社)を見つけました。

 早速、アマゾンドットコムに注文して、手に入れました。

 既に、六租慧能十牛図の入鄽垂手については、我が国の一休宗純から、村田珠光に連なる市中の山居の茶の湯の精神的基盤だとの、私の思いを書きました。

 何よりも、オタピー茶の湯のバックボーンなのです。

 新井満による「自由訳」、実に、すばらしいと思います。

 私は、第六図・騎牛帰家と第十図・入鄽垂手が、取り分け、好きです。

 騎牛帰家に憧れて、何時の日にか、私のコスプレ的スタイルで、牛の背で笛を吹くことが出来ないかと、横笛を,2世名生師について、一生懸命に、吹きました。

 昨年の夏には、今、一生懸命に、果樹林とせんと頑張っている山林で、能管や横笛を思い切り吹き込んでいました。

 また、家の近くの公園となっている池の周りを徘徊しながら、笛を吹くのが楽しみなのです。

 2世名生は、横笛を吹く天才だと思います。

 「日本人のこころ」(岩波書店)を、戦後の間もなくに、外国人記者に説いた哲学者・谷川徹三が、大変、2世名生の笛が好きで、毎夏には、軽井沢の別荘で笛を吹くように希望したぐらいなのです。

 その笛の音を聴いて、詩人・谷川俊太郎は、「笛を吹く人」と言う詩を、2世名生に贈っているのです。

 
 新井満の「自由訳 十牛図」の第六図・騎牛帰家と第十図・入鄽垂手を取り上げたく、書き始めたのですが、話題が散漫と散ってしまいました。

 次回とします。

 「自由訳 十牛図」が、「千の風になって」(講談社)やその歌ほど、話題となって、多くの人達に読んでもらいたい思いです。

 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・スタチン系コレステロール低下薬治療と心血管死・・その2」です)

 (Googleブログでは、「低コレステロールが増す疾患・・性別・年齢別のLDL−コレステロール値の基準」です)

 (楽天、ミクシイでは、「素肌美障害とコレステロール代謝・・ステロイドホルモン・・その1」です)

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