オタピー茶の湯 ; 日常茶飯の「こころ」・・・10

  グローカル文化・・オタピー茶の湯; ハイカルチャー、ポップ、キッチュサブカルチャーとの界の紛らかし・・10

 大学にあっての角帽は、大学のアカデミックシンボルとしての歴史を持っているのです。

 歴史的には、中世ヨーロッパにおける大学の歴史と関係しています。

 イギリスのオックスホードやコロンビア大学を代表として、正方形の角帽が知られています。

 アメリカにあって、ハーバード大学や最初の医学部を創設した大学のジョンス ホプキンスなど、その角帽は、男女を問わず、用いられています。

 今日にあっては、晴れての卒業式には、角帽を被って、式典に出席するのが、普通なのです。

 我が国、日本にも、角帽は伝わり、私どもの大学時代頃までは、つめ入りの学生服着用と共に、通学に、愛用したものです。

 今、角帽を被って、巷を歩けば、応援団か、コスプレと思われる!?

 今日、我が国の教育では、個人個人の生来の才能、特技を生かすべきエリート的教育は、変な平等意識の前に、抑圧される傾向があると思います。

 その割には、子供たちが、皆入っているからとの横並び的思考に支配された塾に通い、通俗的な意味での大学評価の高いところの入学を求めて、努力をしています。

 学校の授業数も、欧米に比して、決して少なくなく、塾通いで、多くが、学習に勤しんでいる割には、国際レベルでの学力低下に悩んでいます。

 そもそも、職業に貴賎は無く、個性を生かし、伸ばすとの思考が、日常茶飯の生活に浸透していたら、そうした才能育成にとって、何が問題かに関心を持つべきとなります。

 そうした中で、アカデミズムとは、と検討する必要があるのです。

 我が国では、アカデミズムに対して、基本的な過ち、勘違いがあると思います。

 私が、カルホルニア大学にいた時(ノーベル賞受賞者数は、日本の全てを足しても追いつかないぐらい)、学生が、「How to Sex」の講義と実習の開講を求めて、参加していました。

 私が、そんな講座もあるのかとビックリしていたら、正確な人数は忘れましたが、3人だったか、5人だったか以上で、申請すれば、その講座を開く必要があるとのことでした。

 私は、早速、大学内にあるブックストアーに行って、テキストを買って読みますと、世界中の「How to Sex」ついて、アカデミックに網羅されているのです。
  実習は、流石、パートナーをつれた受講条件となっていました。

 このように、ありとあらゆる事が、アカデミズム的課題となるということです。

 我が国では、国際的評価の高い、オタク文化についても、今だ、本格的なアカデミックな対象となっていないほどの、既成概念的アカデミズムの拘束に、エリート意識が規制されている東大等に、学部、学科を開設する寛容さがあるでしょうか。

 ただ単に、既成概念に縛られた、“エリート大学”の既成概念に縛られた“エリート学問”だけのためにあるのではないのです。

 この世に発生した新しいことには、人間による創造的価値観を求めて、先入観的価値観に縛られること無く、アカデミックな追求が必要だと、キッチュと言われても、自由な俯瞰思考を持つ『こころ』を、オタピー茶の湯の必要条件とする。

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