オタピー茶の湯；　日常茶飯の「こころ」・・７

　　　オタピー茶の湯；　日常茶飯のハイカルチャー、ポップ、キッチュ、サブカルチャーとの界を紛らかす・・７

　“茶の湯修行”のためにも、私は、作務衣より、ニッカ　ポッカズボンを愛用しています。

　ジーンのニッカ　ポッカには、現在のところ、ブルージーン以外は見つけることが出来ないのが残念です。

　ポリエステルのような化学繊維は用いずに、天然繊維から成るニッカ　ポッカズボンを見つけたいと思っています。

　作務衣のように、多様な織物を用いたニッカ　ポッカズボンも作って欲しいものです。

　私は、月に二度ほど、名古屋の栄にある三越デパートの真っ只中にあるヨーロッパ風の友達の丹精なオフィスの中に設けられた茶室で、日本の古い文化や伝統好きの友達とオタピー風茶の湯のお師匠様の“茶の湯修行”を受けるのを楽しみにしています。

　マサニ、江戸初期に、ポルトガルの宣教師・ロドリゲが「日本教会史」に記している、現代版、「市中山居」だと、大変、その茶室での“茶の湯修行”が気に入っているのです。

　まず、家から、ニッカ　ポッカズボンを着用して、公共の交通機関を利用して出かけるのです。

　「市中山居」までには、地下鉄、地下街、デパート内と、「市中」を通り抜けて、「山居」の世界に入るのです。

　そして、ニッカ　ポッカズボンのままで、茶の湯の所作や手前の基準を、無為自然に出来るようにと“茶の湯修行”です。

　「煩悩妄想」に惑わされることない、「頓悟直路の法」の界への学びです。

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