頤医の健康アドバイス・・7
血糖を急上昇させる高GI(グリセミック指数・Glycemic Index)食材・食品は、なぜに健康に良くないか!?
多くの人たちが連日食べるような高GI食材・食品の代表が、白米、精白小麦、砂糖を沢山含んでいるような食べ物だ!
ご飯、お餅、パン、うどん、饅頭、スイートケーキなどだ。
また、ジャガイモ、トウモロコシなど!
血糖の上げ下げを繰り返す人には、糖尿病、内臓脂肪の多い太鼓腹・リンゴ腹・ビアダル腹となる人が多い!
例えば、うどんや白米ごはんを沢山食べる人や地域に、糖尿病や太鼓腹の人が多い理由となる。
太鼓腹の人では、BMIは適性の値であってもお腹だけは大きい人が多いから要注意だ。
外見は肥満型ではないがお腹だけは太鼓腹と言うタイプが多いのだ。
つまり、糖質摂取量が多い人に多い理由なのだ。
高GI食の人が糖尿病になる理由は、血糖の上げ下げを繰り返すとインシュリンが膵臓から放出される量と回数が多くなるために膵臓がくたびれてしまう。
そうなると膵臓からのインシュリン分泌をすることが出来なくなり、血糖を下げることが出来なくなるのだ。
インシュリンによる血糖低下力がなく成ると血糖が高い状態になる。
それが、HBA1cと言う糖化物質を作るようになる。
糖尿病の診断に血液検査でHBA1cが指標となる理由なのだ。
糖尿病の診断で食後2時間値の血糖が高いと言われるのだが、高GI食の人では血糖値が高くなるから2時間以内に下げるためにインシュリンを沢山分泌して下げようとする。
また、肝臓、筋肉、内臓脂肪として蓄えるようにして糖尿病状態と言われないように全パワーを使って血糖を下げるのだ。
その結果が、脂肪肝、内臓脂肪が増える太鼓腹なのだが、長くは続かない。
筋肉も脂肪が三枚肉や霜降りのようにたまって筋力は退化して運動能力は落ちる。
また、高糖質食の人たちが、ロコモティブ症候群になりやすくなる雌雄だ。
さらに、内臓脂肪型肥満の人はインスリンが作用しがたくなったり、いろいろな動脈硬化などと老化促進の原因となる。
ますます、インシュリン活性が悪くなるから糖質がいろいろと悪いことをするのだ。
その代表が、AGEs(終末糖化産物)なのだ。
AGEsこそが、動脈硬化促進のみならず、老化予防としての美肌、骨粗鬆症や白内障予防にとって最も危険なのだ。
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