日常茶飯は選択の連続・・3

   「見方・視点を変える」ことの大切さ・・NHK朝ドラ“マッサン”(3月20日)から学ぶ「選択」


  マッサンは、安くて旨い三級酒ウイスキーを添加物・エッセンスなどを加えることなく「命の水となるウィスキー」作りをモルトを組み合わせることによって作ろうとした。
 しかし、香と味でマッサンが納得できるものは出来ずに頑張っていたら、工場長のトシ兄が「安いと旨いは両立しない!」「エッセンスを使うしかない!」と忠告した。
 マッサンは、「薬を使わなくても安いウィスキーを作るのだ!」「自分に妥協したくないないだけだ!」と。
 頤医が新しい『パン』作りで「既成概念を破るパン作り!」に勤しむ「視点だ!」。


 余市へ訪ねてきていた広島で灘の酒に負けない酒造りに成功した親にどうして銘酒を作ったかとマッサンは教えをこうた。
 父親は「胆をつかむことだ!」「味、色、香りもいっぺんに掴もうとしない!」、麹にこだわることを止めて米の選定に視点を変えて「いつもとは別の米をつかう!」にした。
 「この米を最大限生かせる麹を探した!」。
 そして、「米にありと判った!」と既成の視点を変えることの大切さを教授したのだ。


 マッサンは「肝腎の胆を決める!」と視点を変えた。
 「三級酒の胆になるモルトを探す!」のだと「原酒を組み合わせることにこだわっていた!」と「5年以内の原酒のテイスト」を新しい視点で、ひとたるひとたるの再チェックを「あきらめない!」と始めたのだ。
 「香りの強い若いモルト!」を「これだ!」と見つけた。
 そのモルトは一馬が出征前に品種改良を行ってマッサンにウイスキー作りを託した麦を用いたものだったと感動的なシーンとなった。

 頤医は「日常茶飯の選択」にあっては、常に何ごとであれ「視点を変えた選択」を忘れてはならないと「胆に命ずる!」をキーとしている。
 


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