頤医が説く健康寿命＆平和寿命・・５
糖質の食べ方が動脈硬化予防のキーとなる！・・２
動脈硬化予防のキーは血糖を急速に上げないこと、および、高血糖を続けないことが最も大切です！
血糖を上げることが動脈硬化の諸悪の根源となるからです（「Dr.ビュート流健康寿命＆平和寿命を延ばすガイド本」の図で示す“健康寿命＆平和寿命チャート”参照をおすすめ）。
血糖を上げることが如何に危険かの全体像を理解することがまずは必要です。
次には、その根拠ですが、だんだんと取り上げたいと思います。
まずは、日常的に血糖を上げやすいのは次のようです。
例え肥満型ではなくとも、お腹が膨らんで腰がくびれてない人は急速な血糖上昇をさせるような食スタイルの指標です！
血糖を上げる二大原因があります。
その一が、グリミックスインデックス（ＧＩ，既に何度も取り上げてきましたので前の記事を参照）の高い食材、食品、料理に注意。
私たちの身近にあり日常的に食べることが多いＧＩの高い（ＧＩ70以上）食べ物は白米、精白小麦、砂糖などがあります。
それ故に、そうした食材を使った食べ物には要注意しなければなりません。
例えば、白米を使った食べ物は、ご飯、米せんべいなどです。
さらに餅米を使ったお餅や餅菓子などはさらにＧＩの高い食べ物だと言うことに注意です。
小麦はうどんなどで、砂糖はスウィートなどを警戒です。
その二が、ストレスです。
ストレスは、副腎のホルモンで血圧を上げるアドレナリン、免疫と深い関係にあるステロイドホルモンの分泌を高めます。
アドレナリンは血圧を上げるだけでなく、血糖を上げる作用があります。
加えて、アドレナリンは体内で活性酸素を発生させる危険な作用があり、動脈硬化を誘発するのです。
ステロイドホルモンは免疫をつかさどる大切な作用があり、炎症を抑える大切な役割があります。
その異常が自己免疫疾患や炎症に誘発される動脈の炎症を持続的に高めるのです。
血糖ともインスリンとともにステロイドホルモンは深い関係にあるのです。
ステロイド糖尿という言葉があるくらいです。
以上より、動脈硬化を予防するためには、まずは、血糖を高めるような食スタイルはやめることであり、次が、ストレスを高めるような心身の生活スタイルから脱却することがまず第一に心がけなければなりません。
動脈硬化促進のその一の原因となる糖質はグリミックスインデックス（GL)の高い食材や料理を食べると急速な血糖の上昇を誘発する危険があると言うことです。
動脈硬化は動脈が老化することですが、その原因となるのが血糖の上がることが一番の危険因子となるのです。
つまりは、動脈硬化の諸悪の原因は血糖が高くことなのです。
その理由については、今後、随時に取り上げて説明したいと思います。
血糖が高くなる病気は糖尿病をその代表とします。
糖尿病が怖いのは、とどのつまりは血糖が高くなることによる血管の老化です。
HbA1cは血管の老化を進めるステップの始まり危険物質だと知ってください。
つまり、HbA1cが高いと言うことは動脈硬化が進みやすい指標の一つです。
糖尿病によって血管の老化が腎臓に来れば腎不全、透析となり、眼に来れば網膜症、失明となります。
足の動脈に来れば、足の切断となります。
また、心臓や脳の動脈に来れば、心筋梗塞や脳梗塞や出血を引き起こすことになるのです。
脳の老化が、アルツハイマー病やレビィー小体病などの認知症を引き起こすのです。
ＧＩ値の高い食べ物は私たちの周りでは白米、精白小麦、砂糖などが代表です。
動脈硬化促進のその二の原因となるアドレナリンの分泌促進やステロイドホルモン代謝異常を予防するためにはストレスからの解放と免疫異常を引き起こす食べ物や環境に警戒することです。
つまりは、健康寿命＆平和寿命を延ばす生活スタイルを身につけることだと判ります。
どうすれば、自分流の健康寿命＆平和寿命となるかです。
ひとり一人の自分流が大切で、何がキーとなるかが問題で、みんなが同じではありません。
また、他力や“これで大丈夫的”ハウツー本、コマーシャル依存やサプリメント依存ではだめです。
まずは、何が大切かのキーを知ったら、動脈硬化予防は、糖質の食べ方＆ストレス解放術の自分流を学びながら心豊かに前に進むことです。
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