頤医が説く健康寿命&平和寿命・・1

 幸福度を高めると健康寿命&平和寿命が充実する・・1

 白熱教室(NHK Eテレ エリザベス・ダン博士)で幸福とはについて取り上げていました。
 どのような人たちで幸福度が高くなるかを説いています。

 科学的には脳の左前頭葉に幸福に関係した領域があり、fMRIと呼ぶMRI(核磁気共鳴画像法の検査)で活発化している人。
 オキシトシンというホルモン(愛情ホルモン)の分泌が高い人。
 わが著「Dr.ビュート流健康寿命&平和寿命を延ばす本」でも取り上げましたが、オキシトシンの高いレベルにある人は、ストレスを少なくして免疫能を上げることが出来るからです。
 また、人と密な関係を保ち愛に満ちた生活が出来る人なのです。

 幸福度は知能指数のIQを調べるような検査法があります。
 そうした検査で幸福度が高い人たちに共通する要素は次のようです。
 1)人や社会との交わりが強い人。
 2)親切心、感謝する心を持つ人。
 3)目の前のことに集中力のある人。
   心ここにあらずでうわの空で注意力散漫は良くありません。

 幸福度の50%は遺伝的な要因で幸せになりやすい傾向にある人がいますが、環境因子、ほんの少しの気持ちの変わりで幸福度は高まるようになります。
 感情のコントロール(Mind Full Training)が大切で強い意志と行動力があり、あえてリスクのある方に行く精神を育成するのです。
 リスクをかかえないと面白いことが出来ないと下請けではなく創造的(creative)に仕事をすることが大切。
 言われなくとも人が指示したことに加えて仕事をして、日常的な幸せに感謝する心を持って想像力を豊かにするのです。
 逆境で人は強くなリますから人と違うことを求めなければなりません。

 幸福の力が高いと生存率は高くなるのです。
 健康寿命&平和寿命にとっては、幸福の力がキーとなります。