オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・70

 俯瞰思考; 価値性の幻想; ハイカルチャー、ポップ、キッチュサブカルチャーとの世界を紛らかす・・28

  オタピー日常茶飯・・侘び・寂びの「こころ」・16・岡倉天心の「The Book of Tea, 茶の本」を読む・・5


 岡倉天心による「The Book of Tea, 茶の本」の最終の章では、『TEAーMASTERS』が取り上げられています。

 利休の秀吉や最後の切腹前の弟子や友との茶会の集いについて、岡倉天心の思いが描かれています。

 そのロマンチックで、感動的な部分を紹介したいと思います。

 既に取り上げていますように、『The Book of Tea』は、Charles E. Tuttle Co.,Rutland, Vermont-Tokyo,Japanから、『茶の本』は、村岡博訳、岩波文庫からの紹介で続けます。


「Great as has been the influence of the tea-mastes in the field of art, it is as nothing compared to that which they have exerted on the conduct of life.

Not only in the usages of polite society, but also in the arrangement of all our domestic details, do we feel the presence of the tea-masters. 」

 「茶の宗匠が芸術に及ぼした影響は偉大なものであったが、彼らが処世上に及ぼした影響の大なるに比すれば、ほとんど取るに足らないものである。

 上流社会の慣例におけるのみならず、家庭の些事の整理に至るまで、われわれは茶の宗匠の存在を感ずるのである。』


 日常茶飯にあっての衣食住を、生き方を含めた、美的センスを持って、如何様に過すかの生活様式を昇華させた文化が、茶の湯だということを示しています。

 つまりは、茶の湯は、人が、健康で文化的に過すための文化なのです。


 家元制によって江戸時代に様式が確立した茶道は、今日では、その現実の生活環境や生活から遊離したて、習い事、イベント的、遊芸的側面を強くしています。

 しかし、本来は、日常茶飯の生活文化だということを忘れてはならないのです。

 今日にあって、こころ豊かな、毎日の生活を如何様に過すかの在り様が求められていることになります

 (楽天、ミクシイでは、『低コレステロール血症を改善する元祖・・149・・『脳力』は『素肌美力』、『抗加齢力』に通ず・・59・・イキイキ健康ライフ・・33・・肉食の勧め・20・筋肉中心の牛肉を選ぶために・・10・・和牛と輸入牛の部位別脂肪量ランキング』を話題とします)

 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、『メタボリックシンドロームは、酸化ストレス・慢性炎症・・15・・「酸化ストレス・慢性炎症」が動脈硬化性疾患の血管病変の基・・15・・脂肪細胞・組織と酸化ストレス・慢性炎症・・9』を話題とします)

 (Googleでは、『オタピーラプソディー;『脳力』は『健康力』を・・5・・「健康力」の常識は変わっている・・4・・『メタボの罠ー「病人」のされる健康な人々』(大櫛陽一著、角川SSC新書〉』を話題とします)

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