頤医の適適考・・11

     小泉進次郎自民党農林部会長の日本の近未来予想!

  昨日の日経電子版に小泉自民党農林部会長の日本の置かれた近未来予想が紹介されたようだ。
 頤医の想定と同意見だった。


  日経の夕刊に紹介されたその一部では次のようだった。
 「2020年の東京五輪パラリンピックまで日本は何とか乗り切れるかもしれないが、
  真の危機はその後に訪れるのではないか」。


 1000兆円の赤字を抱えた日本国は、株高円安でバーチャル経済は好転しているように見える。
 しかし、株高円高はいずれもグローバル化した世界にあって日本だけで決められえるものではないのだ。
 アメリカの年末に予想される金利政策、アメリカ、中国や新興国依存の経済体質では、ことと次第によって国債金利上昇を招く危険がある。
 日本のバーチャル経済バランスは虚像として破綻する可能性があるのだ。


 過ってアメリカが財政赤字に悩んでいた時に立ち直ったのは、遺伝子・再生技術、IT革命なる地球レベルの変革をリードできるハードとソフトを開発して持っていた。
 基軸通貨・金融、先端軍事力、石油などの天然資源の上にグローバル化した社会を創生リードできる革新のキーを握っていたのだ。
 自らが主体的に不毛の戦争で消耗していても稼ぎ出す力をもっていたのだ。


 日本の歴史は、伝統的に中華との朝貢関係から敗戦後はアメリカに変わっただけでGDPで世界第二位となっても主体性ある独立国としてはなっていない。
 それを軍隊がないからだと安易に逃げている傾向がある。


 日本の一つの県ぐらいのヨーロッパの小国・ルクセンブルクは自国民は30%ぐらいを占めているだけだ。
 軍事的には取るに足らない。
 しかし、一人あたりのGDP,幸福度は世界のトップレベルにある。
 ほとんどのルクセンブルクに住む人たちは幸せなのど。

 
 日本が生きる道は、アメリカやルクセンブルクのように開かれた国として一人ひとりが自分の役割を求めることが出来る自由と心のゆとりを持てるようにすることが大切。
 最初に開発しているにもかかわらずドローンの特許を名古屋の人が取ろうとしたら、他の人たちがだめだ駄目だとつぶしてしまうよな体質を止めて、独創性が評価されるようにすることだ。


 日本国内にもっとノマドたちが参加して自由で開放的な環境を整備して、次世代の変革を誘発することが出来るかが胆となる。
ノーベル経済学賞をわが国では未だ受賞した人がいないのは何故かを考える必要がある。
 次に、外国が評価するが日本人が評価しない独自の文化・芸術・思想に目を向ける。
 科学技術の研究開発では独創性のある人が外国に逃げ出したくなる体質やそういう人たちをつぶそうとしない体質を開くことが大切だ。


 日本特殊論を唱えることは多いのに、ノーベル賞や音楽などの外国の芸術賞を受賞すると急に商業的に利用しようとする体質ではなく、それぞれの国内で自主的に評価できるようになる国に成長させることが重要だ。
 宥和で優しい自然環境を何よりも大切にして、自然からの賜物である食べ物をありがたく思うここを育てよう!

 

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