頤医のハッピーかい!・・6

  日本で幸福度ランキングで一番は福井県

 日本国内のハピー度の高い県は福井、次いで2位は富山県、3位は石川県、4位は鳥取県、5位が佐賀県となっている。
 日本海側の北陸、山陰地方の順位が高いとなる。
 ハピー度は高いのに何故に選挙区割りで合区になるほど過疎が進むのか不思議だ!

 調査を行ったのは法政大学だ。
 しかし、残念なのは前回取り上げた国連による標準化項目と異なる
 法政大学の標準化項目は、生活・家族部門、労働・企業部門、医療・健康部門だ。
 法政大学は国連が発表する標準化項目は、当然のことながら知っていたはずなのに自分たちの項目だけを調べて世界の基準と比較できないような研究の仕方だ。
 自分たちの調査が、国連の基準でないために比較ができず、どちらがより適正な標準化項目であるの如何かを判定できない。
 せっかくの調査を行っておきながら、言ってみれば、国際標準での判定と比べられない。
 こうした研究姿勢は、わが国がグローバルな視点での研究として国際的評価を受けられない“ガラパゴス化”の原因となっているのだと言いたい。
 ワザワザ、国際比較はされたくないかと勘繰ってしまう。
 法政大学は、日本の古典文化研究が盛んな大学だから、グローバル思考とグローバル思考を発揮して日本文化のすばらしさを国際的な基準で発信してもらいたい。

 そうした問題はさておき、国連による世界の国の評価と同様に、北側地域が上位にあることは興味深い。
 東京は38位、大阪は47位で最下位、愛知県は21位だ。
 神奈川県は33位、兵庫県は45位。
 京都府は45位、北海道は43位、沖縄は41位。
 福岡は39位。
 九州は、佐賀、熊本が共に5位、大分14位、長崎22位と北側が高い順位だが、福岡が39位、鹿児島が35位と低いランクだ。
 東海地域では、三重県が9位、岐阜県が13位、静岡県は19位であり、愛知県は21位だ。

 全体的に見ると人口が多い都会、産業地帯は高い幸せ度ランキングにはないと言える。
 むしろ過疎化地域で高いのは何故か!?
 
 自然が豊かな長野県は7位だ。
 北海道は43位、沖縄県は41位、高知県は46位とワーストランキングにあるのも不思議だ。
 私が憧れる京都は42位、奈良県は31位と低いランキングにあるのも意外だ。

 自分がノマドになって住みたいと思うような食文化も含めてグローカルカルチャーのある地域を求めて国内外を越えて生きる時代だと頤医は思っている。 
 それぞれのハピーとはを持って、他力ではない生き方を求めるのだ!
 一人ひとりが求めるを実践して、 自分のフィエロ & フロー」とするは何かだ!
 社会的には、時の権力や宗教、経済格差・貧富の差からの平等感のない社会は「自分の価値」に向かって努力できない。
 そうした地域や国では、多くの人たちは幸福を追及するのは難しい。
 前々回の「ワンピース・onepiece」のヴィオラちゃんの言う如くの“見せかけの平和”地域では偽りのハピーしか難しいのだ!
 無縁の仲間・麦わら一味の如くの無法者であっても「言葉には血がかよい。行動は心をともなう!」ことがあるから「選択する自己判断力」を養わなければならない。
 “本当はxxxxだけど、皆が言うからの他力に責任転化するいい子になるのは止めよう!”
 人間は洋の東西、国内も寒い地域の人たちの方が、お互いの前向きな意志と助け合いの姿勢が強いと思う。


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