頤医のハッピーかい！・・４
国連による日本の幸福度ランクがなぜ低い！？
国連が２０１５年度の各国の幸福度を指標化した幸福度報告書を発表した。
わが国、日本のランキングは１５８カ国中の４６位だ。
つまり、日本人の多くがハッピーかいと問われたらハッピーとは感じていないことになる。
１位はスイス、２位はアイスランド、３位はデンマーク、４位はノルエー、５位はカナダとなっている。
ＧＤＰ，つまり、国民総生産が高く、経済的なランキングとの関係を見てみると以下の如くとなる。
一位のアメリカは１５位、二位の中国は８４位。
三位が日本で４６位ということだ。
経済的な先進国と言われる国では、次のようだ。
イギリスは２１位、ドイツは２６位、フランスは２９位、イタリアは５０位だ。
先進国でベスト１０入りしたのはカナダだけ。
超大国を自認するロシアは６４位。
国連調査で幸福度指標化したのは、国民一人あたりの実質ＧＤＰ（国民総生産）、社会的支援、健康寿命、人生選択の自由度、寛容度、汚職レベルの低さ、ディストピア（dystopia,ユートピア・理想郷の正反対の社会）。
１位のスイスと日本を比較してみると次のようだ。
一人あたりの実質ＧＤＰはほぼ同じ。
スイスが日本より勝るのは、社会的支援、人生選択の自由、寛容度、汚職のレベル、ディストピア。
スイスが、理想の追及、人生選択、寛容の精神がある社会だと言えそうだ。
日本は、寛容度と夢を持った生き方が難しいとの判定だ。
日本は、一人ひとりは勤勉で真面目だが、協調性の名のもとに周りを見渡しながらの世間体を気にするためにお互いを縛ることになり、夢と理想を持っては生き難い国だと言える。
競争資本主義のアメリカ、官僚資本主義の日本、皇帝資本主義のロシア、中国では、世界のベスト１０入りは出来ていない。
つまり、経済的先進国、超大国と言われる国々では「幸福度」の高いところに住んでいるとは言えないのだ。
一人ひとりが、「立場によって変わる正義にはこだわるな！」の心を強く持ってよう！
ワンピース・ＯＮＥＰＩＥＣＥの麦わら一味のように目標と価値観を明確にして心のままに生きよう！
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