頤医のハッピーかい！・・２

　　寂聴さん！　すばらしー　ハッピー！

　瀬戸内寂聴さんには親しみを感ずる“さん”と呼びたい！
　昨日の国会前での自分の戦争体験を語り、「いい戦争、絶対にない！」、「後ろに軍靴の音！」と昨今の「ズルズルと忍び寄る戦争を始める音が忍び寄る」危機に自分の立場を明確に発言、行動を続ける姿勢には敬服する。

　寂聴さんは、背骨の圧迫骨折、胆のうガンを乗り越えての９３歳の尼僧！
　私・頤医は今年、後期高齢を迎えたばかりだ。
　しかし、この４月にカナダのカルガリに住む娘と３歳と４歳の孫がくると言うので、イソイソと日頃の家中を散らけっぱなしの生活をしているが、それを片付けようと段ボールの箱に詰めて二階に運び上げていた。
　回数が重なって次第に一回一回の重さを重くして膝を曲げながら運び上げるのを忘れたら椎間板ヘルニアになった。
　それでも孫がいる間は日頃は広い大地を暴れまわる孫を追かけて頑張っていた。
　日本の孫とは比較にならないほどのパワーで！
　しかし、その後がエライことになって足腰の痛さに日頃の意欲を消失してめげそうになっている。

　昨日の寂聴さんの姿勢に今日は自らを奮い立たせている。
　命を尊ぶはずの宗教者や茶文化を引き継ぐ人たちが紛争を解決するために武力を用いないカルチャーを尊ぶはずなのにダンマリを決め込む昨今の世俗的小賢さが情けない！

　戦争に参加したらこちらの都合で“ハイ、これまでーよ！”とはいかない。
　中途半端では済まされない。
　わが国特有の利益追求型資本主義でコストーベネッフィトを考えると軍事力増強や戦争は割に合わない。
　今や国家間の戦争の時代は終わっている！
　わが国のような小国は東京と大阪近郊、浜岡原発を攻撃された時には防衛は不可能で自己中的防衛論では危険な火遊びだ。
　わが国の憲法的存在のアメリカが中国と一戦を交える戦略は持っていると思うのは幻想だ。
　国際戦略は冷徹だ！
　今や丸腰戦略が一番安全だ！
　日頃は敵を作ることを嫌う人々なのに、ワザワザ異国に敵をは愚かだ！

　寂聴さん、私にハッピーな元気をありがとう！！

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