頤医の健康アドバイス・・2
糖類は一日摂取カロリーの5%以下にするようにと勧告; 世界保健機関(WHO)のガイドライン・Information note about intake of sugers recommendatioded in the WHO guideline for adults and children
WHOは従来から遊離糖類(Free sugers)の一日摂取量は10%以下にするように強く勧告していた(Strong recommendation)。
今回、更に基準を強めて,新しい指針として、5%以下にするのが望ましいとした「Further reduction:a conditional recommendation」。
ここで、遊離糖類というのは、単糖類、二糖類で、加工食品、料理や清涼飲料水などの消費者、さらに、はちみつ、シロップ、フルーツジュース、濃縮シュースなどに含まれる糖類を言う。
新鮮な果物や野菜に含まれる糖類は含まれない。
小児や成人の糖類の摂取は、肥満、過体重の誘因になり、5%以下にすると虫歯予防がになると言う。
糖類摂取量が一日で5%以下ということはグラム数で言う次のような計算になる。
一日で2000キロカロリーを摂取する人では、2000X5/100=100となり、糖類で摂取するのは100キロカロリーとなる。
糖類1グラムは4キロカロリーだから100キロカロリーは次のような計算でグラム数が判る。
100÷4=25グラム
つまり、25グラム以下にするようにと勧告しているのだ。
遊離糖類は、グリセミックインデクス・Glycemic Indexが高いから、肥満や過体重のみならず、糖尿病や動脈硬化を促進するからWHOの勧告に従うのが健康的な飲料を含む食生活となる。
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