頤医の一言・・3

  既成の“正義”の価値観に縛られないレベッカの希望と叫び!(ワンピース・フジテレビ系列で3月29日放映)


 尾田栄一郎作・ワンピース・ONEPIECEは21世紀的価値観や人間関係とはを教えてくれる。
 自分の都合で偽善者を装ったり、極悪非道の残虐行為が“正義”の名のもとに国家として海賊行為とともに海軍公認の特権が許されている七武海のド・フラミンゴに海賊・ルフィや麦わら一味が善悪利害を超えて心の共感だけで敢然と命をかけて挑むドレスローザの戦いが佳境に入ってきた。


 レベッカ「立場によって変わる正義」のむなしさを説く。
 海賊王を目指すルフィたち麦わら一味は海賊は海賊だとして悪者としてしか認識できない元国王や国民たちの価値観にルフィと闘ったことのあるレベッカの姪・ビオラと「見せかけの正義」に縛られる愚かさから目覚め、脱することを叫ぶ。
 レベッカは、ド・フラミンゴの“見せかけの正義”に敢然と挑むルフィたちの「血の通った正義」の大切さを指摘する。
 「少なくとも彼らの言葉には血が通い、彼らの行動は心とともにある!」。
 「今さら正義をかかげた海賊や政府に助けてもらいたくない!」。
 「権力者の事はいつも都合よくできているから!」。


 翁長雄志沖縄県知事の「腹をくくって」、「心とともにある言葉、行動」には「血がかよっている」、「再び捨石になるのはごめんだ!」との民衆の心を呼び起こす可能性が潜む
 明治以後、日本の国家権力に都合よく踏みにじられてきた琉球・沖縄の人たちの偽らざる心情ではないか!?



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