日常茶飯は選択の連続・・1

   「本物って何ですか!?」(NHK朝ドラ・マッサンから)


 本日・3月18日のNHK朝ドラ・マッサンは素晴らしく貴重な心に迫ることを教えてくれた。
 満州からシベリアへと過酷な戦争・戦後体験をして日本へ帰ってきたマッサンの甥・サトルと、スコットランドに負けないような日本産ウイスキーを作ることに命をかけてきたマッサンとの会話は素晴らしく、貴重な教えとなる。
 「価値観による選択」は何を基本とすべきかの大切さが学べる。


 「3級酒はウイスキーじゃないと思っていた」と本物にこだわるマッサンに向かって次のようにサトルは言った。
 「本物って何ですか!?」と問い、「本物のウイスキーに偽物も本物もない!」と。


 「本物てなんですか!?」に続けて、まさに今日的課題でもある「未来を見えない人はどうすればよいのですか!?」。
 戦前の鬼畜米英の正義から戦後の日本が悪いへの価値観の逆転に戸惑い、「何が本物なのか!?」と「価値観や正義とは」をサトルはマッサンにぶつけたのだ。
 当時の多くの人たちが戸惑った問題だ。
 あの三島由紀夫が「などて皇は人となりたまいしか!!」と絶句した叫びだ。

 マッサンはウイスキーの本来の意味が「命の水」、「人の心をつなぎ、満たすものだ!」と言うことを忘れていたことに目が覚めた。
 サトルが「自分の便を食べたことがあるか!?」と問い、「3級酒を本物だ」と思って「人の心をつなぎ、満たす!!」こともあることをマッサンに教えたのだ。
 つまりは、「何が本物なのか!?」と問うたのだ。

 
 それ故に、頤医が「日常茶飯の選択の連続」で大切にして心がけているのは、「立場によって変わる正義には縛られるな!」だ。
 「アンパンマンの」のやなせたかし、「ワンピース」の尾田栄一郎がキーとする「立場によって変わる正義」からは自由となって「日常茶飯の選択」をするようにしている。
 加えて、「ワンピース」のルフィのように「直心の選択」に近づきたいのだ。
 ポピュリズムナショナリズム、狭小なショウビニストになる「選択」よりもパトリオティズムを持ったノマドとなりたい。
 スコットランドからノマドとなって、「積極的な平和主義」を実践したエリちゃんのように「どんなつらい時にもズートわらっていたい!」。
 どんなつらい時でも「笑い」と「ユーモア」の心をもって「日常茶飯の選択の連続」を「直心」で!



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