頤医のおすすめポイント・・6

   本日のマッサン(NHK朝ドラ3月12日)がすばらしかった!


  マッサンが敗戦直後にみんなが戸惑っている時に、社員を集めて“しばらく会社を休みにして、会社の敷地を社員たちに開放する。農地にして食べ物を育てよう!”“先ず、食べて生きていくことだ”と話した。
  熊さんが子豚を手に入れてきて“わしゃあ子豚を三頭育てることにした!メスは子を産ませて増やし、オスは大きくなった食べるのだ!”といった。
  殺して食べることに可愛そうと言われたら“生きていくとはそういうことだ!”と。


  戦争の悲惨から立ち上がり前へ進もうとするマッサンや熊さんたちだった。
  過酷な戦時下の状況でも、前向きだったエリちゃんは逆に緊張感が取れたのか、立ち上がれないで悩んでいた。
 また、熊さんが言うように、人間が生きるために食べるのは、命ある動植物の生を奪っていることを忘れてはいけないのだ。
 人間同士の殺戮で命を奪いあうのは自分たちの立場による“正義”による生を奪うだけだ
 権力者は、民衆の悲しみの涙を思うなら戦争などに駆り出さないことだ。


  人間同士の悲惨な殺戮・戦争によって“正義”の名のもとに曲げられた人々の心には深い苦悩・傷心を飢えつけているのだと認識するなら、権力による“正義”を唱えて勇ましがらないことだ。
  敗戦国、戦勝国の人間であるかどうかには関係なく一人ひとりの人間の心は傷つくのだ
 エリちゃんが戦勝国の人間であっても今迄にはないように傷ついているのだ。


  “勇ましい”ことを言うのが“正義の前へ前へ”だと前へと進む道ではない
 尾田栄一郎作「ワンピース」でのキーとしているように。
  我が国の積極的な平和主義の伝統は、先ず岡倉天心が英語で発信した「茶の本」に言うように「戦争を始めたら文明国という!それならば、平和な文芸などにふけることが文明国だと認められるまでその道に浸ろう!」であり、次が、アジア太平洋戦争に敗北した後の日本国憲法にあるように戦争などの武力による紛争解決の道を放棄したことだ


 平和な文化の伝統を守り創生する道で人々が貧乏でも幸せ感が漂う縄文時代のように集団による殺戮が起こらない文明的な道を前へ前へと誇り高く邁進しよう!
  
  


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