頤医はだからズレている!・・20
頤医は高畑監督のファンだ!
「かぐや姫の物語」はとりわけ好きでDVDを何回も観ている。
日本のアニメの源流と言える絵巻物を見ているようだ。
「ベイマックス」のように実写とほとんど区別ができないほどのCGを駆逐したアニメ作品とは対極的な和の文化を引き継いでいると感ずる。
カルガリや横浜の孫の5歳の誕生日には贈るために用意して観た感想を楽しみにしている。
近々に発表されるアカデミー賞を受賞されることを心より願っている。
高畑監督が如何様な表情、姿で表彰台に昇り言うかが楽しみだ。
「かぐや姫の物語」の終盤で竹の子(かぐや姫)とすて丸に戻るシーンがすばらしい!
月に戻りたくないかぐや姫が「生きている手ごたえがあればいいの!」!
「草の根を食べ、時に盗みをはたらいて!この地に生きる喜びを! 離さないで!」
八月の十五夜に「清らかな月の世界へ」帰らなければならないかぐや姫の叫びだ!
「この地に生きるものすべての喜びも悲しみにも満ちて人の情けを!」の世界にとどまりたいとの願いだ!
ナチの強制収容所で人間らしさを奪われ何時殺されるかわからない状況にあっても『どんな人生にも「イエス」と言おう』といったV.E.フランクルの心に通じる。
「心のつながり」を感じながら「心の豊かさ」、「美しいものに感ずる心やジョークを大切にする」が何よりだと言う!
今や人は経済指標的な外部報酬を求めた成長神話から離れて、生きている心の満足を指標とした内発報酬を求めて脱成長の幸せ感に「イエス」と言おう!
話題のケイ・ピケティ教授(「21世紀の資本」)の言う経済的な格差の指標から脱却しよう!
金持ちは金持ちの悩みがあり、経済指標への憧憬は幻想だ!
頤医は「脱成長」思考はまさに「和」の文化だと言いたい!
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