頤医流フィエロ&フローの平和寿命・・傑作『0葬ーあっさり死ぬ』を超えるために・・・3

  フィエロ&フローの平和寿命を求めた生き様は「死に方」、「立場によって変わらない正義」を直視してこそ!


 「死ぬこと」と「立場によって変わらない正義」から目をそらせては、頤医流のフィエロ&フローの平和寿命には生きられない
 「死ぬ必然」と「立場によって変わらない正義とは」を直視して、避けて通れない必然を受け入れることによって生きていることの実感を味わい自分流の生き方が選択できるようになる。
 自分にとって都合の悪いことから目をそらし、避けては大切なことを見失ってしまい、何が大切かがわからなくなってしまう。
 見かけ、虚像のフィエロ&フローの平和寿命と勘違いしてしまい、単に自己満足に終わってしまうことになる。
 一人ひとりがどのような志を持って生きるかの必要条件となるのが「死」と「立場によって変わらない正義」!
 その志が引き継がれる人が現れ、引き継がれることによって死ぬことのない、忘れられることない「生き続けている証」とするのだ。
 幾つになっても夢は追える。
 志の夢は「Never Ever Give Up!」で引き継がれる限り、「死はない!」(Dr.ヒルルク(ワンピース))とするのが頤医流が求めるフィエロ&フローの「平和寿命」だ。


 現代や近未来は福沢諭吉が明治の時代に言ったような「民情一新」が求められており、既存の価値感に縛られ、こだわっていると「立場によって変わらない」大切なことを見失ってしまい、虚像を追ってしまうことになる。
 例えば、食文化で考えて見よう。
 地球環境の破壊を防ぎ持続可能な、人類も含めた生きとし生けるものの命を大切にしなければならない。
 今や、食べ物は、農耕によっての生産と化学工業的技術によって生産されている。
 この地球上では、2050年までに今より20億人増えて90億人以上になると推定されている。
 一国や自分の都合だけを考えていては成り立たない時代となっているのだ。
 そのためには、人類や生き物のすべてが、地球環境を壊すことなく飢餓の苦しみがないように一人ひとりが考えなけれならなくなっている。


 青森県で「奇跡のリンゴ」の栽培と言われるような「自然農法」で自然からの肥料の工夫で土壌を豊かにして持続可能なリンゴ栽培に成功した木村秋則
 南米のエクワドルに移住してバナナの栽培に挑んだ田辺正裕も、肥料の工夫によって豊かな土壌に変えて素晴らしいバナナ栽培・生産に成功した。
 魚の養殖では、スペイン南部で抗生物質やエサを与えるのではなく、自然の環境を受け入れて崩すことなく魚を生産に成功している(TEDでダン・バーバーが紹介している)。
 縄文的な自然との共鳴をする地球環境を壊すことなく持続可能な農耕牧畜だ。
 こうした方法によって人類のすべての人たちの食べ物を補うことが出来るかが問題となる。


 一方で、科学技術の進歩によって食物の栽培法や牧畜法は大きく変わっている時代を迎えている。
 遺伝子技術、水栽培、巨大温室や用水などと科学技術を用いて人工環境下に生産する方法が開発されて、自然の環境下での農産物や魚を含む動物の生産を脱して大きく変わりつつあるのだ。
 牧畜や魚類の養殖も内陸地で工業化の道がどんどん進んでいる。
 松茸も他のきのこ類のように人工下に生産・普及されようとしており、最近話題のウナギなども、マグロのように人工生産の時代を迎える。
 こうした流れは食品生産の方法にあっても化学工業生産化が発展している。
 コーヒーなどを飲むときの「フレッシュ」は牛乳を使用することなく作られる「フレッシュもどき」。
 「しょう油」は大豆やお米を用いて醗酵することなく「化学成分」を組み合わせで作る「しょう油もどき」。
 「マヨネーズ」は卵と油と酢を用いて作られることなく「化学成分」の組み合わせで「マヨネーズもどき」。
 遺伝子技術を用いて生産される例えば大豆は、従来型の大豆生産量をはるかに超えている。
 わが国で言えば、「丸大豆」、「大豆」とは意味が違うから言葉の意味も変わっている。
 遺伝子操作で作られた大豆でも含まれる量が5%以下ならば食品には表示されていない。
 つまりは、例えば、フレッシュ、しょう油、マヨネーズ、大豆などとは意味を異にしていても多くの消費者は気が付くことなく食べている現実の状況がある。
 食品添加物も含めて化学工業的に作られた伝統的な食材の「もどき」食品が多くの人たちには識別されることなく広く普及しているのだ。
 予想される90億人の人類の食べ物生産の保障になるかが注目される。
 今後、こうした食材、食品生産が従来の伝統的な方法で作成されるよりは美味しいのか、健康にとって優れているか、生産に当たり地球環境にとって優れているかなども大切だ。



 こうした現実に、一人ひとりが「生きている現実」と「死ぬ必然」、「立場によって変わらない正義」を意識した生き方を求めて自分流の食生活を楽しまなければならないと判る。
 死を縁起が悪い、ケガレだと話題にすることから避けて生きるよりも直視することによってこそ、一人ひとりが求めるものがはっきりする。
 一人ひとりのフィエロ&フローの平和寿命を求める生き方が大切になっているとなります。
 一人ひとりのフィエロ&フローの平和寿命は同じではない。
 お互いに多様な価値観を尊重して、自分流に反するからと言ってワンピースの青キジが言うように「立場によって変わる正義」をかざして避難、攻撃をしてはならないのだ。
 「立場によって変わらない正義」とは何であるかを人類共通の価値観として、お互いが自分流のフィエロ&フローの平和寿命を求めよう。
 「立場によって変わらない正義」には、「周りを見回しながら迎合する」ご都合主義ではなく毅然とした立場をとらなければ一人ひとりのフィエロ&フローの平和寿命を求める自由が侵害されることなく持続可能となる。



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