頤医が説く健康寿命&平和寿命・・3

 幸福度を高める健康寿命&平和寿命も塞翁が馬・・・TTP(ピンピンコロリ)を求めて・・2

 私の幸福度を高めるPPKとなる修活の基本は、必要にして最も大切と思うことに集約するにあります。
 次の二点です。
 「日々の料理に参加して共食共生を楽しむを心がける」に加えて、「体幹筋を日常茶飯に鍛える」を怠らない。
 「志を持って失うものがあっても学びながら前に進む!」と「立場によって変わる正義にはとらわれない!」。

 必ずしも、家族、知人、集団で生活していなくとも身体的・精神的のみならず、社会的にも心が健全であることを求めています。
 社会的には、「拒俗ではなく否俗」でありたいと思います。
 私は、「気の合う仲間とつるむ!」ことよりも「遠いつながりも含めて距離感を越える!」心でつながれなければ、「Alone」を喜びとてきず「Lonely」を感じてしまうと思っています。
 その上で、日常茶飯のTTP(ピンピンコロリ)の生活で、何時何処でアニマティズム・マナイズム・アニミズムの幸魂・奇魂や緒尊仏龕の世界からのお迎えが来ても良いと思っています。

 日常生活の心得は、宮本武蔵が有名な「五輪の書」とともに昇天する一週間前に書き上げたと言われる「独行道」にあるように「我ことにおいて後悔せず!」「衣を捨て去さって、やりたくてやる!」ことを何よりも優先しなければならないと考えます。
 「直心の志に生きる」のです。
 それ故に「志を持って失うものがあても学びながら前に進む!」を私の日常の心に刻んでいます。

 PKKの修活にとって、自活的な健康寿命を楽しめるが必要であり、心豊かな平和寿命が何よりも重要で不可欠となります。
 健康寿命にとっては体幹筋増強には常に努めて、多用な動物性の食材と野菜類中心に白米、精白小麦、砂糖を沢山食べないようにした糖質を制限した共食を楽しむことがキーとなります。
 平和寿命にとってキーとなるのは、V.E. フランクルナチスの収容所で体現した「心の豊かさ」が究極だと思います。
 心の豊かさは、まず、生きていることは、いろいろなことが起こり、自分の人生が試されていると考えるにあります。
 周りに期待するのではなく、人生は周りから試されているのです
 アメリカ大統領であったJ.F. Kennedyが言ったように「Ask not what the gorverment can do for you! But ask what you can do for the government!」であり、何事も人と分かち合う気持ちが日常的に大切だと思います。
 つまりは、フランクルの言うように一瞬一瞬の目の前に起こることが生きている限りは「人生からの問いに如何様に生きるか」となるのです。
 大切なのは、如何なることが起こっても、「生きていることに絶望することなく、心の豊かさを保ち続ける」にあります。
 その「心の豊かさ」とはフランクルによれば次のようになります。

 1)いかな苦しい状況でも、人と分かち合う心を持つ;
   食べ物がなく、空腹で相手が瀕死の状態でも一切れのパンを分かち合って食べようとの心を忘れてはならないのです。
   フランクルは、瀕死の人からパンを奪ったりする人は分かち合う人よりも、収容所で生き延びた人は少なかったのを見届けています。
   やなせたかしアンパンマンで、パワーは落ちても自分の身を削って飢餓の相手に食べさせる心です。
   つまりは、世界で一番弱いスーパーマンになるのです。

 2)如何なる状況でも、笑い、ジョークの心を失わない心を持つ;
   角田光代がNHKの「旅のチカラ」で、戦乱の周囲六キロのサラエボの町が包囲をされて至近の距離から狙われて射撃をされる二年間を耐えたのは何故かを問うていました。
   人々は日常生活を保つことだと言っていました。
   例えば、水、食べ物、ミルク、オムツなどはなくとも二人の子供を産み、オペラは上演し、子供たちはバレーのレッスンには通い続けたのです。
   水の出るところでは、ご近所同士が狙いにくいビルの裏側で野菜を育て続けました。
   
 3)自然の美しさ、日常的な周りのものに美しさを感ずる心を持つ;
   フランクルは、収容所で粗末な夕食を取った後につかれて多くの人たちが寝ようとしていたら、誰かに“外に出よ!”と呼ばれて外に出ると夕焼けが美しく輝いていたと記しています。
   みんなが、空腹と疲労を忘れて見とれていたのです。

 フランクルのナチの収容所や角田光代サラエボのような究極の命の危険環境は明日は我が身だと、常に「心の豊かさ」は心がけておく必要があります。
  同時に私は、今の日常生活の環境に感謝しながら、次のような心がけを大切にしています。

 1)季節の料理、食を通じた共食共生を大切にする。
   家族、血縁、地縁、社縁などとは関係なく、気持ちの通じた人たちと料理をするを楽しみながらの共食をする。
   そうした食材を手に入れられる日常に感謝と喜びを忘れずに。

 2)ひとりではないと心に感ずる人がいる。
   1)でのような縁者である必要はありません。
   近くのひとである必要もありません。
   場合によったらアノ世の人であっても良いのです。
   すでに取り上げましたが、「ONEPIECE」でサウロが幼き孤独なロビンちゃんの命の危機に「悲しいときには、デレシシッシと笑うように!」、「生き延びよ! 決して世の中で一人と言うことはない、広い海に出れば、何時かはどこかで心が通じる友達に会う!」と励ましたのです。

 3)分かち合い、一寸した親切心を日常茶飯に忘れない。
 
 4)自然のみならず、日常生活でありふれた何でもないものに美しさを感ずる心を忘れない

 以上の心構えの上で「志を持って失うものがあっても学びながら前に進む!」の心で決して戻ることのない時間の一瞬一瞬を「人生から試されているのだ!」で生きてPPKを迎えるのです。



  信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」(山中直樹著、アマゾン、Dr.BEAUT・ソフィーリッチなどのネットで販売中。 Kindle電子書籍としても販売しています)

 私が著した本信天翁喫茶 入門 益荒男が茶の道」に続いて、私の近著で「ワンピース」のシーンやキャラクターがしばしば出 てくる「Dr.ビュート流健康寿命&平和寿命を延ばすガイド本」が、Dr.BEAUT・ソフィーリッチやアマゾンのネット書籍販売とKindle電子版として出版、発売しています。

 お買い上げの上、ぜひとも愛用書としてください。

 健康寿命&平和寿命を理解、実践するための、百科事典として実践法としても末永く座右の書、電子版本とあります。