頤医が説く健康寿命&平和寿命・・2

 幸福度を高める健康寿命&平和寿命も塞翁が馬・・・TTP(ピンピンコロリ)を求めて

  人それぞれにとっての健康寿命&平和寿命があるのです。
 人に決められたり、自分の意に反した健康寿命&平和寿命を求めては幸福度は高くなりません。
  最近の傑作映画「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)でかぐや姫が父親の希望に沿って山村生活から都の寝殿造に移り住んで、雅と俗が絡み合うみかどや公家達からの求婚を受けます。
  しかし、かぐや姫は、装いの衣を脱ぎ去りながら自分の望む山村に疾走する姿に幸福とはを考えさせます。
  
  私の求める幸福度が高い健康寿命&平和寿命は「TTP」でこの世を全うすることことであり、私の「修活」の最大の課題です。
  そのためには、自分が求める健康寿命&平和寿命が大切となります。
  つまり、一人一人が自分の幸福度とはを決めなければなりません。

  私の幸福度を高めるKKPの修活の基本は次のようです。
  ・最後まで、日常生活を人や施設のお世話になることなく自活的な生活が出来る。
  ・単に、身体的のみならず、精神的・心理的にも健全な生活が出来る。
 ・「志を持って失うものがあっても学びながら前に進む!」を心の基本とする。
  そのためには、自分が目標とする「健康寿命」&「平和寿命」を高めなければなりません。
  私流の健康寿命にとってキーとなるのは、「食と運動」だと思っています。
  私流の平和寿命は「食と運動」も深く係りますが、次回とします。

 食は単に栄養分を取ればよいだけではありません。
 食こそ自分流の「健康寿命&平和寿命」を生きるために必要なエネルギーと機能を果たすための源であり、加えて、食に伴う家族や友達などとの人間的なつながりとなり、豊かな気分となれる食スタイルが大切だと思います。
 私の食は、動物性の肉や魚を主食にして乳製品を含み、四季折々の野菜・根菜類・堅果類・果実類を豊富に食べて心豊かに料理を楽しむにあります
 現在のところもっとも科学性のある老化、動脈硬化を予防するために不可欠の食スタイルでもあります。
 わが国で神話的な健康食材となっている炭水化物は糖質と繊維成分に分けられますが、そのうちで血糖を急速に上げる糖質が最も老化、動脈硬化の誘因になることを肝に銘じる必要があります。
 その最大の日常的な危険食材は、白米、精白小麦、砂糖を豊富に含む食材や料理が最も経過すべき食べ物となります。
 糖質は血中の中性脂肪を高め、ホアグラ牛的な霜降りや三枚肉様の筋肉、脂肪肝、太鼓腹となる内臓脂肪となる最大の理由となります。
 動物性の食材よりも糖質を多くとる方が危険なのです。

 運動は、何と言っても筋トレを大切にしています。
 私は、自活的な生活を保つための必須の基本にしています。
 ロコモティブ症候群(運動器の衰えによる障害・自立的運動能力の低下)、ザルコぺニア(進行性、全身性の骨格筋量や骨格筋力の低下を伴う症候群)
 が発生・発病して自立的生活能力を失って要介護の必要を引き起こす誘因
となります。
 特に、痩せのみならず脂肪肥満型で筋肉に乏しい体形は老化以外にも感染症などの危険が増すのです

 健康寿命にとって体幹の筋肉が乏しい体形が何故に危険かついて、私の著作「健康寿命&平和寿命を延ばすためのガイド本」を参考にしてください。
 言葉の意味を知るための辞書的役割と実践について取り上げています。
 健康用語を知るための辞書的な座右の書を持つことは日々発信される健康情報を誤りなく理解するためには大切です。